今日は毎週恒例の児童精神科受診の日だった。

息子は今日は学校に行ったので、私1人で家族受診だった。

息子が受診することが少なく、私だけが受診することが多く、これでなんか意味があるのだろうか…と思うこともあるが、初診から半年、不登校気味だった息子は学校にいける日が確実に増えた。先週は1回も休まずに行けた!すごい!

何が前と変わったんだろう…と考えてみる。

①4月のクラス変えで、友達も担任の先生も変わった

②暖かくなって活動しやすくなった

③児童精神科受診によって、私の思考が変わり、それによって息子も変わってきた

こんな変化があるのだと思う。

①に関していえば、昨年のクラスはやんちゃな子が多く、先生がそれをコントロールできてなかったようだ。それにより、休みがちになっていた息子に、「なんでお前学校に来ないの?」と意地悪なことを言われる事も多かった為、更に行きづらくなったようだった。

②に関しては、息子は寒いのが大嫌いで、学校に行きたくないのも相まって、腹痛、頭痛などを多く訴えるようだったが、最近ではあまり訴えなくなってきた。

③だが、これは私自身が感じていることだが、私自身、小中学校不登校を経験していて、それによって、息子の不登校は自分のせいだ、自分がどうにかしなくては!と思ったり、学校に行けない可哀想な子…と昔の自分と息子の現状を重ね合わせ、甘えさせていたところがあったのだと思う。

しかし、児童精神科の先生に「あなたも辛い思いをしてきて、その心の傷が癒えていないのかもしれないけど、息子さんと自分の状況を重ねて考えない方が良いよ」と言われたのが大きかった。

この半年、診察室で親のADHDに対するガイダンスをしてもらうことで、考え方も大きく変わり、私の鬱病も改善してきている。これはすごいことだ!

すごく前向きになれている自分がいて、児童精神科の先生にはすごく感謝している。


最近、鬱の改善に役立つという認知行動療法について興味があり、それに関連する本を図書館で借りて読んでいる。今日はそのことを児童精神科の先生に話したところ、反応が悪かった…というか、「僕は認知行動療法はオススメしてないんだよな~」と言われた。

厚労相が保険医療での適用を審査したことが過去にあり、精神分析療法と認知行動療法を適用にするかどうか審査した時に、たしかに認知行動療法の方が成果は良かったそうだが、長い目で見ると、認知行動療法では再発しやすいことがあるとのこと。なぜならば、認知行動療法は人間の認知を扱っていて、無意識の世界まで変化させることができないから。植物でいう、根っこが無意識だとして、茎から上が意識(認知)だとすると、意識を多少いじくったところで、無意識の部分を変化させない限り、本当には変わられないとのこと。無意識の領域を扱う、精神分析の方が、長い時間もかかるし、労力も必要だが、その人の予後は良くなるとのことだったから、僕は精神分析をモットーとして、治療しているとのことだった。先生の話が難しかったので、私の解釈はこんな感じだが、小手先のテクニックでは、心の問題は解決しないと言うことだ。

今回はADHDの息子の話はほとんどなしで、精神分析の話を聞いたが、心の世界は無限なんだな、と興味が湧いた。そんな児童精神科受診だった。