アスリートとかアーティストとかがよく、「楽しんでやれました」

などと言いますね。


大観衆の中で、極度の緊張の中で、失敗したら後がない中で、

「楽しんでやれました」。


こういう人って、自分たちとは違って生まれつき特別な人なんだろな、って思いません?


と思ってたんですが、、

実は、ある本を読んでて、なんとなくその答えみたいなのが見つかったので書きたいと思います。


「フロー」とか「ゾーン」とか呼ばれる状態。

聞いたことあります(聞いたことない人は調べてみてください)?


超集中状態で、あっという間に時間が過ぎて、何をやってもスムーズにうまくいっちゃう状態、

というか、そんなことも思わずにすべてがまるで自動運転のように楽チンに完璧にうまくいっちゃう。


これらが「フロー」すなわち「楽しんでやれました」の状態ですね。


では、日々の練習もこの「楽しんでやれました」状態かというと、、


一流と言われる人のほとんどは、練習を「楽しんではない」そうです。


そこには、「意図的な練習」という言葉が出てきます。


・目的や目標を定めて、


・自分の苦手なところや、間違ってるところ、上手くないところ、上手くなりたいところ、それらを意図的に克服しようと練習し、


・コーチやメンターからフィードバックをもらい、


・またひたすら練習する。


その「意図的な練習(努力)」は「楽しくない」し「つらい」んだ、と。


要は、「意図的な練習(努力)」を、楽しくはないけどガンガンやって、だんだんと上手くなって、


それを本番でやった時に「フロー」状態になり、それが「楽しんでやれました」の状態らしいです。



仕事で言ったら、


・目的を明確にして、目標を精密に設定して、


・苦手なところ、未熟なところ、間違ってるところ、ダメなところをひたすら学んでロープレして「意図的な練習(努力)」して、


・上司からすぐにフィードバックもらって、


・またひたすら努力(練習)する(楽しくはない)。


そして、その技術なりスキルが身について上手くなって、お客様や仲間に役に立つぐらいになると、その本番の時がフロー状態、すなわち「楽しんでやれました」になる。


なるほど~って、目からウロコでした。


「意図的な練習(努力)」と「フロー」は違う。


けど、それらをひっくるめて「楽しんでやれました」。


やっぱり、谷があるから山があるんだ。

めちゃ腑に落ちましたね。


ということで、、

1月も最終日です。

ここまでの努力の成果を発揮して、

楽しんでやりましょう。


今日もよし。


マイスペシャルゲスト
海子裕明

「今日という日は人生の中で最も重要な1日である」