今日は父の日だ。
父の日は、母の日よりも世間がなんとなく盛り上がっていないように感じるのは俺だけかなぁ。
母親は、子供を10ヶ月間おなかの中で育て、
生まれたら今度はおっぱいを上げてオムツを替えてお風呂に入れて、
ご飯を食べさせ服を着させて添い寝をする。
もちろん、父親もやるにはやるし、
特に最近の男子は子育てをかなりよくやるらしいので当てはまらない人もいるのかもしれないが。
だけどやっぱり子供にとっては母親なんだと思う。
それが当たり前なんだと思う。
でも父だって、母親に負けないぐらい、
子供のことを考え、
身を案じ、
道を示すために自分を磨き、
悪いものから子供を守り、
そして子供の成長を誰よりも喜ぶ。
そうなんだよ。
それをみんなに再認識してもらうだけでも父の日の意味はあるかも。
昨日の夜から水戸の実家に来ている。
夕べは親父の好きな大吟醸酒で、
昔ほど量は飲めなくなったのでチビチビと杯を酌み交わし、
うまいものを食べ、話をした。
健康状態は100点満点ではないけれど、
83歳にしては上出来だ。
ウチの親父は、筋肉をガシガシ鍛えたり、
激しい運動をしてたわけではないが、
もう何十年ものあいだ、
食事に気をつけ睡眠も努力してとって身体を動かすことを欠かさずに、
健康に気をつける生活を続けている。
ストレッチをしたり、何キロも歩いたり、
去年の10月に交通事故を起こす前までは、
太極拳なども習ったりしてたんだ。
元気なときはあまり気にも留めなかった俺だが、
事故を起こして身体が言うことを利かなくなったとき、
それでも無理をして歩きに出ようとする親父に
「なんで?もうそろそろゆっくりしてもいいじゃないか」
と言ったことがある。
親父は怒ったように、でも悔しそうに、
「ダメなんだよそれじゃ。みんなに迷惑をかけないためにまだまだ元気で頑張らなきゃダメなんだよ」
って。
そうやってまわりの制止も聞かず、自己流のリハビリを続けてた。
あまりにも頑固だし誰の言うことも聞かないので、
俺たち家族はみんながみんな認知症を疑い、
そして実際にそういう症状も出ていたんだ。
でも、結果として認知症ではなかったし、
今ではおかげさまでとても元気で、
今も俺の目の前で、
食事のあとのテーブルを拭いたりお茶を入れたりドラヤキを食ったりしている。
歩く距離も短くなったし、
太極拳はやめちゃったし、
酒の量も減ったけど、
間違いなく、長年の摂生(ウチ流にストイックと言おうか)が現在の心と身体の健康を生み出していると思う。
今でも時々、俺のホンネトークに辛口の批判をくれる親父には、
いつまでも元気で長生きして欲しいと思う。
なかなか言葉では言えないので、俺からのメッセージ。
俺の親父でいてくれて、
俺をあきらめないで育ててくれて、
俺の見本の生き方をしてくれて、
今でも俺の心配をしてくれて、
本当にありがとう。
これからも俺をよろしく。
ありがとう。