今日は、午前中から業態ごとのサクセスフォーラム打ち合わせと夢面談があった。
今週から、また夢面談が毎日入ってくる。ホンネで語るのが楽しみだ。
今まで夢面談の予定は、俺の都合に合わせてもらい、
月初にバタバタと決めることが多かったので、
日程調整等でみんなに苦労をかけてた。
そこでモモ本部長からリクエストが入り、
このたび一年間の予定を立てることになった。
月によって若干の変更はあるが、概ね予定通りにやるので、
チャレンジシートなどもそれに合わせて書いてくれればいいと思う。
ただいま16:30分。
みんな頼もしく仕事をしている本社からこんにちは。
日曜の朝、7:30から6チャンネルでやっている「がっちりマンデー」という番組知ってる?
大企業を中心に、現在注目の企業や儲かっている企業にスポットをあて、
「なぜ儲かっているのか?」ということを軽快なタッチで分析していく番組だ。
司会は極楽とんぼの加藤浩次。
もうひとりの女性司会者とコンビを組んで、なかなかいい味を出している。
海とかに出かけていなければ、必ずと言っていいほど見る、30分の番組だ。
この番組はおすすめなんだけど、
ここからの話は、そのあと8:00から4チャンネルでやっている「サンデーネクスト」っていう、
徳光さんが司会でワタミの渡辺社長や北村弁護士がレギュラーで出てる番組で取り上げられてた内容のことなんだ(全然「がっちりマンデー」は関係なくてごめんね・・・)。
昨日やってた、題して「回転寿司戦争」。
長蛇の列が当たり前だった回転寿司も、
ここのところでだいぶ淘汰されてきてて、その中で勝ち残っている3つのお店を取り上げてた。
この時代、とにかくいい商品(新鮮でうまいネタをつかったお寿司)を出さなければお客さんは来てくれない。
だから競争の激化で原価がどんどん上がり、今では原価率50%を超えるところまできているらしい。
こうなると利益を出すためにやれることは二つ。
簡単に分けると「ハイテク」と「ローテク」。
なるべく人に頼らず、徹底して人件費を削り、
オートメーション化をして、けれどいい商品を出してお客さんに来てもらう「ハイテク」か、
「人」に頼り、そのお店の、その人でなければ出来ないサービスや演出をして、
そしていい商品を出してお客さんに来てもらう「ローテク」か、
このどちらかの方向に二分されていってるらしい。
その前者の代表が○○寿司。
ここはすばらしいハイテクを取り入れた企業だが、
俺はあまり共感しなかったので、本当に名前を忘れてしまったから○○寿司で勘弁ね。
全国100店舗以上あるチェーンで、厨房の人や客席で働く人を、
すべて本部から監視カメラで監視をし、問題があれば直接本部から電話をし、
もしくはスーパーバイザーが駆けつけ注意をする。
もちろんそれだけではなく、人気のネタを徹底分析し、
ロスを管理し、作る個数をコントロールしてそれを仕組みに落としていく、
というような、ハイテクを駆使した企業だ。
反対にローテクの代表として紹介されていたのが、
以前にホンネトークでも書いた回転寿司の「銚子丸」。
たしか、『ただ教育がいい、というレベルではない。
ミッション持ってやっている、としか思えない』と言うようなことを書いたと思う。
昨日の番組の中で、「やはり」と思わされるところがたくさん出てきた。
みんなにことさら解説は必要ないと思うので、覚えている限り挙げるだけにするね。
・「理念の実現」という赤い手帳を従業員全員が持っている。
・働く人は「劇団員」と呼ばれている。
それは「理念」という台本に従って、持ち場持ち場をとびっきりの笑顔とテキパキした動きとハキハキした言葉で、演じて欲しいから。回転寿司版ディズニーを目指している。
・朝礼で理念の唱和を行っている。
・社長の言葉に、
「10のうち7は理念を売りなさい。お寿司は3でいいんです。お客様に満足していただかないと商売はうまくいきません」
というものがある。
他にもこういう「ローテク」
(ローテクと言ったのはレギュラーのワタミ社長だけど)の大切な部分がたくさんあったと思う。
とにかく、こういうことを真剣に本気でやり、経営に活かしている会社であることはよくわかった。
最後にこの「銚子丸」の堀池速男社長が掲げる「十死観」を紹介する。
これがすべてのお店の、お客様から見えないところに貼ってあり、働く人が毎日目にしているそうだ。
厳しい言葉だが、今のウチに足りないところなのかもしれないので心して読んで欲しい。
1.志力なきものは死のみ
2.意力なきものは死のみ
3.知力なきものは死のみ
4.体力なきものは死のみ
5.徳力なきものは死のみ
6.おごれるものは死のみ
7.本気にならないものは死のみ
8.ネズミの獲れない猫は死のみ
9.知行合一ができなければ死のみ
10.理念なき体は死のみ