
AMUSE×PEOPLE PURPLE
「ORANGE」
2011年2月16日(水)~24日(木)
at. PARCO劇場
[作・演出] 宇田学
[出演] 音尾琢真(TEAM NACS) / 植木豪(PaniCrew)
東根作寿英 / 田島ゆみか
林剛史 / 栁澤貴彦
植村好宏(PEOPLE PURPLE) / 森下仁佐恵(PP)
袋小路林檎(PP) / 鎌田亜由美(PP)
永田耕一 / 折笠富美子
山本崇史(PaniCrew) / 山田幸伸
(PEOPLE PURPLE公演情報)
「ORANGE」
2011年2月16日(水)~24日(木)
at. PARCO劇場
[作・演出] 宇田学
[出演] 音尾琢真(TEAM NACS) / 植木豪(PaniCrew)
東根作寿英 / 田島ゆみか
林剛史 / 栁澤貴彦
植村好宏(PEOPLE PURPLE) / 森下仁佐恵(PP)
袋小路林檎(PP) / 鎌田亜由美(PP)
永田耕一 / 折笠富美子
山本崇史(PaniCrew) / 山田幸伸
(PEOPLE PURPLE公演情報)
昨日。
念願の

「ORANGE」を観てきました。
PEOPLE PURPLEという劇団を知ったのも、
「ORANGE」という作品を知ったのも、
一昨年の年末。
多分キャラメル観劇の時かな?
会場で配布されるフライヤーの中に、
「ORANGE」のフライヤーがあったのです。
なんだか凄く気になったけど、観たことのない劇団さんだったので、、、
他の予定とも合わなかったので見逃しました。
その後、キャラメルのおっかーさんのblogとか、
他観劇レポなんかを読んで、
「観ておけばよかったなー」
と、すごく後悔しました。
そして昨年末、公演決定のお知らせ。
絶対観るぞ

と意気込みました。
阪神淡路大震災をテーマにしたお芝居、
ということは知っていましたが。
てっきり、震災当時を描いた舞台かと思っていました。
違いましたね。
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舞台は、震災から10年後。
神戸の湊山消防署に勤務する消防隊員、救急隊員、特別救助隊員の日常から始まります。
穏やかな日常、
いざ出動要請が入れば緊迫する現場、
新米消防隊員、
ジレンマを抱える女性消防隊員、
そして、特別救助隊…「オレンジ」を目指す若手消防隊員。
1.17を前にしたある日、特別救助隊の高橋司令補は、
若手隊員たちを集めて「あの日」の話をします。
1995年1月17日。
あの日、自分たちは「負けた」と。
突然の大地震。
辺り一面の倒壊した建物。
生き埋めになった人々。
迫る炎。
使い物にならない貯水タンク。
足らない人員・ポンプ・重機・薬。
人の手だけではどうにもならない現場。
より多くの人命を救う為に、本部から通達された司令。
「応答がある者のみ救助せよ」
現場に当たる隊員たちが、何よりジレンマを感じる中、
浴びせられる人々の声。
「見捨てんのか!」
「ありがとう」
「人殺し!」
「うちはえぇから...。」
寝食を惜しんで、
犠牲になった家族も後回しにして、
被災者の救助にあたった。
自分たちは6000人以上の命を救った。
しかし、それ以上の数千人の命を救えなかった。
あんな「負け」は二度と味わいたくない。
話を聞いた若手隊員たちは、決意も新たに任務に励みます。
そして・・・
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さすがにこれ以上は書き過ぎ、、、かな。
まだ公演中ですしね。
隊員たちの出動の場面、
特に震災時の様子には
始終涙が止まりませんでした。
私は、お芝居や映画を観て号泣するタイプではないのですが、
お芝居を見ながら、
あんなに涙を流し続けたことはないと思います。
悔しさ、ジレンマ、悲しみ、諦め、慈しみ
いろんなものが、ぐゎーっと押し寄せてくる。
日常風景のシーンがコミカルなだけに、
現場での緊迫した空気がより冴えわたります。
笑いがあるからといって、決して震災を不真面目に描いているわけではなくて。
むしろ、震災のシーン、現場のシーンは大真面目。
その振れ幅がすごくて非常に感心したんですけど。
パンフを読むと、それが宇田さんの演出の凄さだってわかりました。
宇田:僕は、笑いと涙って比例するものだと思うんですよ。袋小路が笑わせてくれるから、震災の話に重みが増すし、震災というテーマが重いからこそ、袋小路のところで救われる。袋小路のシーンに限らずですが、その幅が大きければ大きいほど、おもしろい舞台になると思っていて。 (パンフより抜粋)
パンフを読んで初めて知った、といえばもう一つ。
女性隊員のジレンマ。
このお芝居には、一名の女性救急隊員と、二名の女性消防隊員が登場します。
女性消防隊員って馴染みがなかったので、
「お芝居だから女性がいるんだろうけど多すぎじゃない?」
なんて最初は思っていたんですが。
パンフを読んで知ったんですが、女性消防隊員ってほとんど現場に出られないんだそうです。
労働基準法によって、
背負う荷物の重量に制限があったりとか、
有害な煙によって妊娠や出産時に母体に影響が出るかもしれないから、火の中での救助活動ができない、とか。
だから「馴染みがない」なんて思っちゃったんですね。
ナルホド、と思いつつも、やっぱり信念があって職務に就いていれば、ジレンマもあるんだろうな、と。
森下さん演じる山倉亜紀隊員は、小さいのに強くて逞しい、非常に魅力的な消防士さんでした。
「The OLD Clock」の時にも非常に印象に残りましたけど、
改めて、森下さんって魅力的な女優さんだなぁ、と思いました。
そして、何より印象的だったのは、音尾さん演じる小日向隊員。
ちょっと口は悪いけど、「オレンジ」の使命と誇りに燃える特別救助隊員。
救えなかった仲間の命、、、
その悔しさや痛みと葛藤する小日向の姿には、心打たれまくりでした。
っていうかねぇ、
いやもう、ホントにねぇ。
っていきなり口調崩れちゃいましたけど。
もうねぇ、みんなホントにかっこいいんですよ。
普段はおちゃらけてるのに、実はとんでもない痛みを抱えてる司令とかね。
もし、
「ちょっと気にはなるけどどうしようかなぁ」
とか考えてる人がいたら、とにかく観てみてください

絶対後悔しないから。
断言しますから。
東京まで行けないし、という方。
4月17日にフジテレビNEXTにて舞台「ORANGE」が放送されるそうです

いやー

超観たい

でも観れないー

「じゃあTVでいいか」と思った方。
生で観られるなら、生の舞台で観た方が絶対いい

どんなに素晴らしいゲキシネだろうと、舞台芝居は
舞台>>>>>>>>>>映像
です。
生で感じる役者のパワーに勝るものはないです。
こんなに熱く観劇を勧めるのは初めてかも

ホントにホントに、観てよかった。
やっぱりピンときたお芝居は観ておくべきだな。
ピーパーさんは、これからもチェックしたいと思います。
あとは劇団ZAPPAさんかな。
これも昨年気になりつつ見逃しているので。
次公演こそは、と思っているんですけどね。

