シリーズ化にするには毎度今更なペダルで申し訳ございません。
なるべく書かれていない(よーに思える)視点で頑張ります!
歴代のバージョンすべてを体感できる機会があったのは幸運でした。
おかげで一番好みのものを見つけられた気がしたのです。が、、
入手したのは V1.7。
V1.7 が、最も明るいヌケがあって、ローのバランスも悪くないと感じたのです。
がしかし、自分の機材の中で使ってみると、一筋縄ではいかないペダルと気づきました。![えー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/011.png)
![えー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/011.png)
ボリューム次第で、歪み方もトーンも変化してしまうのです。![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
他の歪みペダルも大体そうなのですが、OCD は特にその傾向が強い気がします。
使うギターやアンプにも左右されるんでしょうけど、ボリュームちょっとイジったらスィートスポットずれちゃうみたいな。![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
ボリュームはかなり上まであって、12時の位置では全然大きすぎてファット、それよりあげるとトーンの効きがどんどん悪くなります。![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
ボリュームさえ気をつければ、ゲインやトーンの使える範囲は広がってきます。
自分の場合、OCD をメインの歪みにするなら、原音と同じ音量の範囲にしないとですね。
ある程度ボリューム上げないと良い音にならないペダルに慣れてたので、気づくのに苦労しました。
ボリュームとトーンの関係はアンプのようですねぇ。
ボディの止めネジを指で回すと簡単にカバーが外せます。
部品数は少なめで、シンプルな回路に見えます。
ダイオードではなく 2N7000 という FET(トランジスタ)による対称クリッピングです。
○で囲んだFET内部のダイオードを使ってクリッピングしているようです。
手前のダイオードとFETはクリッパーではありません。
ネットで回路図を見ると、2個の 2N7000 と1個の IN34 というゲルマニウムダイオードを使った非対称クリッピングとあるのですが、各バージョンの基盤画像を見比べて見ると、どうやら V1.4 のみが非対称で、それ以外は対称のようです。
基盤にはバージョンとデートがプリントされてます。
V1.7 は2012年11月からとすると、歴代で最も長い生産期間ってことになるのかな。
オーバードライブとして考えると十分なんですけどね。
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
レッドゾーンがありすぎて勿体無いんですよねぇ。。
OCD の回路ってディストーションっぽいクリップなので、もっとアクセル踏みたいんですよねぇ。。
ローミッドが好みの人やそういうジャンルには向いてるんでしょうけどねぇ。。
ローゲインだと艶っつやで素晴らしいので、ブースターやプリアンプ的にも使う人がいるのは納得です。
だけどゲインあげたいんですよねぇ。。