オーダーから2週間待って届きました。
国内販売はないので、LPDのサイトから直接オーダーしました。
ところが即メールで、「ノブのストック切れで発送が遅れる」との知らせ。
ビルダー Lawrence Petross氏は「いつ届くかと毎日毎日楽しみにされることと思うが、大変申し訳ない」と、ノブの入荷情報がわかるたびに発送見込みをメールしてくれました。
アメリカの職人さんて意外と細やかな気配りしてくれる人が多い気がします。
ノブが届いてすぐUPSで発送、30日発4日着という速さ。
送料$50と高いUPSだけあって、アメリカの税関も日本の税関も瞬殺で通過したようです。
箱の中身はこんなカンジ。
ブティック系って巾着袋にペダルを入れるの多いですね。
左下のロゴはステッカーでなくマグネットです。
LPD Pedals SEVENTY4
ちょっと巾着のホコリに塗れてますが、モダンで美しいペダルです。
専用基盤にジャック、ポット、スイッチ、電源などが組み込まれている様子はわかりますが、回路は見えません。
電池は使えず、アダプター電源駆動のみです。
で、サウンドチェックなんですが。。
そのうちスタジオで確認するとして、今日のとこは THR10 で。
ゲイン10時くらいで十分な歪みが得られます。
この辺りだと、手元でコントロールしやすくて楽しく弾けます。
ミドルEQだけでなく、プレゼンスとゲインにもそれぞれ異なるミッドの倍音があり、箱鳴り感を出したり、ソリッドっぽくしたりと、結構多彩です。
Combine amazing mids, sweet harmonic overtones, presence for days and lush underbelly of lows that can be tuned to match any rig – the vintage ‘70s tones this little marvel can drive are legendary, and the gain available is beyond any throwback tribute.
製品サイトの説明のように、カッコ良く言うとそういうペダルです。
AC/DCっぽくしたり、UFOっぽくしたりして遊べましたw
ゲイン10時を超えると、歪みとしてはどんどんゴキゲンになっていきます。
ただし、手元のボリュームを絞ってクリーンにしても、マーシャルっぽいミッドが残りすぎてしまいます。
正直このアンプじゃペダルの実力を理解するのは難しいので、足元に転がっていたJanRayクローンとSHOとも比べたりしました。
ボリュームの追従性は、セッティング次第で良かったり悪かったり。
とはいえどんなに良くても SHO とは勝負にならず、JanRayクローンよりも若干劣る感じです。
SEVENTY4にはマーシャルっぽいミッドが多彩にあって、これを活かすべきかなぁ。
割り切ってディストーションとして使うのが良いかも。
思ったよりノイズも無いし。
とはいえ、THR10 での話なので、はやいとこスタジオで試してみたいです。