プリセットをオンにするとマスターコントロールから切り離され、フロントPUのみになります。
ボリュームとトーンもプリセットのものになります。
- マスターボリュームとマスタートーンは1MΩのポット。
- プリセットボリュームも1MΩですが、プリセットトーンは50KΩ。
50KΩトーンがマスターより音を丸くしてサウンドのバリエーションを拡げているでのすが、好みでない。
そこでプリセットトーンをマスタートーンと同じ1MΩに交換します。
プリセットはミニポットが使われていて、1MΩでソリッドシャフトとなるとなかなか無い。。
値段は高いけど、純正を買いました。
台湾製なんですね。
ストラトと違って、各コントロールのプレートが独立してるんで、作業がラクです。
まともそうな線材ですね。
こういうとこギブカスよりちゃんとしてる気がする。
トーンポットをプレートから外して、1MΩに交換します。
戻す前にキャビティの底を見ると、アースを落としたブラスプレートが敷いてあります。
結構なシールド効果ありそうですね。

さぁ、作業完了! 弾いてみよう!

とアンプにつないでみると、ジーーーーというノイズが。。

各プレートに触るとノイズが消える。。
んー。。ブリッジかトレモロにアースが来てなさそう。。
ジャガーのアースってどこに繋いであるんだろ??
マスターボリュームのプレートを外すと、シールドプレートからトレモロに向かってるラインがありました。
ってことは、トレモロが怪しい。。
ちなみにコッチのプレートはこんな感じ。
やっぱり。。アースが外れてました。。

アースをトレモロプレートに挟み込んでやるとノイズはしっかり消えました。

が、
今度は妙な共鳴が出始めました。。

どうやら、アース線が振動してボディと当たってる感じです。。
もう一回トレモロ外して、アースの穴に綿を詰め込んでみました。
今度は完璧です!

ノイズは皆無だし、共鳴もしない!

プリセットの音は、マスターとほとんど同じになりました。
コンデンサーの容量が違うんですが、音の差は感じられません。
狙いどうりです。
プリセットで作ったクリーンが、好みの感じになりました。
これで、バンド投入に向けて音作りできます。
