Tak DC Custom のメンテ | 冷や汗かいても後悔せず

冷や汗かいても後悔せず

できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。

Tak DC の配線まわりを一新しました。

 

 

交換前にオリジナルの感触を知っておきたいので、バンド練習で使ってみましたw

 

 

 

3時間の練習の間、ずっと立ったままだったけど、全く苦になりませんでした。

 

このギター、意外にも座って弾けないんだけど、立って弾くにはホントにバランスがイイです。

 

座って弾けない理由は別の機会にするとして、本題にいきますw

 

 

パーツを外すついでに、PU を確認します。

 

Burst Bucker #2 & #3 ですね。

 

 

 
でもこれ、TAK仕様でアルニコ5にモディファイされてるようです。
 
今の Burst Bucker Pro みたいなもんですかね。
 
#2 が 8.27KΩ、#3 が 8.59KΩ ありました。
 
自分が知ってるレスポールと音が違うと感じたのは、TAK仕様の PU が原因のひとつかもしれません。
 
パワフルでレンジが広く、明るめの音がします。
 
レスポールのセッティングのまま TAK DC に置き換えると、ローが濁って「おや?」となるのですが、TAK DC に合わせてセッティングすると、ローからハイまで綺麗に揃った音が出せます。
 
これは レスポールと似てるようで違いの多いギターの構造と、TAK仕様PUの産物なんでしょうねぇ。

 

 

 

ヒスコレ同様のディープジョイントです。

 

 

 

 

現行品とはいえ、ブラックの M69 を初めて見たので、記念に一枚w

 

 

 

 

では、セレクター・スイッチから配線してきます。

 

 

 

左側には、フロントとリアのPUからとスイッチした線を繋ぎます。

 

ポットからスイッチまでは遠いので、この3本にはシールド線を使います。

 

右側には、アース線を繋ぎます。

 

 

アース線を使って3本のシールド線を束ねてハンダで固定します。

 

 

 

因みにこの純正スイッチは、レスポールの物と比べて背の低いタイプです。

 

TAK DC のボディはレスポールより若干薄いので、ショートシャフトを使ってるんだと思います。

 

 

綺麗にスイッチが納まりました。

 

 

 

 

次はトーンポットを作ります。

 

TAK DC は 1トーンなので、レスポールとは配線が異なります。

 

レスポールはスイッチの前、TAK DC はスイッチの後にトーンが来るんですね。

 

 

コンデンサーは、ヒスコレの余り物を使いました。

 

 


全部つないで完成です!

 

 

トーンポット一個少ないだけで、随分とスッキリするもんですw

 

 

一応、Before も貼っておきますw

 

 

 

 

ついでに、ハットノブをモントルー製に交換しました。

 

 

 

 

左が純正、右がモントルーです。

 

 

 

純正はなだらかカーブラインで、どうもこれが使いにくい。。

 

モントルーは、50年代のノブを模していて、自分はこの形が好きなのです。


50年代のように直線的な方がツマミやすいし、指の掛かりも良く感じます。

 

色合いはDMC製に負けますが、DMCは高いしモノが出回ってないし、これで十分ですw

 

 
最後に、金メッキが剥がされたテールピースとボルトの交換w
 

Discord の「60's STYLE ALUMINIUM TAILPIECE」にしてみました。

 

 

純正のアルミより若干軽めです。

 

ボルトはモントルー製です。

 

 

さぁ、次回のスタジオが楽しみです!