昨年から、歪み系ペダルの必要性に迫られることが多く、いくつか溜まってしまいました。
こいつらです。
その場に応じて自分なりに使い分けてきたつもりですよ。
でも、本当に使い分けできてたのだろうかと、急に疑問がわいてきちゃって。。
それで3種類のペダルを一度に弾き比べて、使い分けを改めて確認してみました。
早速、ざっと鳴らしてみると、どれも似たよーな音がするのに驚きました。。
もちろん違いをあげればあるんですよw
でも音を作ってくと、どれも同じと言えば同じ音なんですよwww
好みの範疇の音であれば、細かい違いは気にしない方なので、なんか無駄な買い物をした気がして、自分であきれますwww
もちろん、歪みの深さは結構違ったりするんですが、ブースターあればどれか1個で足りるんではないかという疑いが‥‥
いやいや、そんなはずあるまい。。
ちゃんと確認すれば、それぞれちゃんと特徴があるはずですよ。。
Xotic Custom Shop BB Preamp MB
いちばんのお気に入りで、2つ買ってしまいました。
Marshall のブースターとしては、3種類の中で自分にとって最高です。
JC120などのクリーンアンプでは、普段は2つとも使ってます。
JCクリーンは評価の高い音とはいえ、自分の好みでないんです。。
そこで、1つをクリーン用、もう一つを歪み用としています。
ネットではゲインは上げすぎない方が良いという意見を散見できますが、自分はフルゲインの音も大好きです。
バッキング、ソロともアンプライクな音がとても気に入っています。
ハイボルテージ対応なので、9V と15V で弾き比べもしてみました。
同じセッティングでは 15V の方が音圧があり元気な感じです。
ただ、9V でも EQ調節で変わらない音が出せるので、15V の必要性は感じませんでした。
KLON KTR
CENTAUR は発売当初から高価で、今やプレミアムが高すぎて見向きもしなかったペダルです。
KTR の中古であれば、余計なプレミアムもなく、機能と値段のバランスも許せる範囲なので、興味がようやく湧いて手に入れました。
ブースターとしては、Orange との相性が最も好みでした。
JMP だとちょっとローが削れすぎで、JTMならまぁいいかといったところです。
クリーンアンプでは BB Preamp MB と似て、バッキング、ソロともアンプライクなキャラです。
ただし、歪みの深さが同程度でも、KTR の方がサスティンがあるように感じました。
因みに内臓バッファーはカットした方が好みです。
JC120用として、BB Preamp MB と置き換えてみようかと思います。
BadCat Siamese Drive
ゲインの量は前の2台よりもあり、自分にはまず不足することはありません。
アンプライクなキャラだし、サスティンは今回の中で最も豊かです。
1ch をゲインブースター、あるいは 2ch をレベルブースターとするなど応用もきくし、どんなアンプでも相性の良いペダルです。
ペダル1個だけ持って行く時には、コイツが一番だと思いました。
Crews G.O.D
つい最近に手に入れたペダルです。
オーバードライブのようなディストーションだと思います。
ボリュームを絞った時の追従性が非常に高く、深く歪ませてもクリーンまで持っていけるのは秀逸です。
ゲインを上げすぎなければオーバードライブ・トーンとなりますが、単音で弾いてみるとディストーション的なキャラがでるのが自分にとっては難です。
ヘビメタ的なバッキングにはもってこいで、そうした曲には迷わずコレですかね。
多彩な音が作れる分、音作りは簡単ではありません。
使い込めば、まだまだ新たな発見があるかもしれません。
G.O.D もハイボルテージ対応です。
9V は扱いやすく、15V は音が飽和してしまうように感じます。
素直に 9V で普通に使うことにします。
こうして比べてみると、改めて自分は音の好みが決まっていて、なにを使っても結局同じ音にしてしまうのだと悟りました。。
それでも、踏みっぱなしということは少ないので、どう踏み分けるか、アンプは何をどう使うかで選択の基準みたいなものが少しできたような気がします。