買った時から気になっていたピックガード。
薄めのもので20年近い経年劣化でヨレヨレなんですよね。。
貫禄があるというよりは貧乏くさいんですよ。。
ライブの前になんとかしたい。。
ということで、ちょっと厚みのあるものを選んで交換に踏み切りました。
ライブ前日の作業でしたw
ドライヤーで温めてやると、特に道具も使わず手で少しずつ剥がせます。
温めては剥がし、温めては剥がし、あせらず無理せず、ですw
部分的に両面テープが残っちゃいました。。
Zippoオイルで拭き取ってやると、綺麗になります。
ホールインレイは、3Ply の 1-Ring。
1945年から63年頃までは 3Ply の 1-Ring
1963年途中から 7Ply-3Ply の 2-Ring
に変更されたそうです。
このギターは1963年モデルを謳っていて、その前期を意識したものなんでしょうね。
新しい PG と比べると、厚みがかなり違います。
若干、形も違いますね。。
1963年当時は薄めのラージピックガードだったそうです。
翌年の64年から厚めのラージピックガードに変更されたそうなので、1963年モデルのギターとしては時代考証が合わないかもしれません。
でも、本物の1963年をみるとサドルも違うし。。
当時のものに見られるアジャスタブルブリッジは、音的に賛否両論のようで、復刻モデルとしては採用しなかったのか、コスト削減か。。
アジャスタブルブリッジはオプションだったとの情報もあるので、このタイプもあったんですかねぇ。。
だとしても、力木の構成まで見ていくと、なんか違う気もするし。。
つまり、よくある多少いい加減なリイシューなわけですから、PG だって好きにしてしまっても惜しくもないわけですw
両面テープがついてるので、シートを剥がしてギターに貼り付けるだけです。
塩ビ製だと思うんですが、厚みがあるので鼈甲柄が画像以上に立体感があるように見えます。
話が後先になりましたが、ブリッジピンもオリジナルのプラ製?からエボニー製に交換しました。
交換前と比べて音の輪郭がちょっとはっきりしたように感じられます。
自分には、こっちの方が弾いてて気分が出るかな。。
デジマ見てやったことなんで、洗脳されてるかもしれませんw
正面から見ても PG の厚みが感じられます。
新品PG でも意外と馴染んだ雰囲気でてます。
PG に厚みがあると、トップの振動を抑える作用が増して音が変わるかなと思いましたが、自分の耳ではまったく違いは感じられませんでしたw