2年ぶりにマイケルを見てきました。
今回はなんといってもグラハム・ボネットとの共演です。
グラハム・ボネットは All Night Long から始まり、マイケルは Doctor Doctor から。
マイケルとの共演では Desert Song と Assault Attack の2曲が聴けました。
アルバムが出たのと同時くらいにグラハムは脱退してしまい、当時この二人のツーショットは永遠に見れないと思ってました。
それから約30年たって見れたんですから、なんとも感慨深いものを感じました。

お年をめしたグラハムの最近のパフォーマンスは YouTube でチェック済みなのであまり期待はしてませんでした。。
高校生の頃にみたアルカトラスのライブで、高いところはメロディは変えて誤摩化して歌ってたんで、今回もメロディを大幅に変えられることは覚悟してました。。
でも…
今夜のグラハムは凄かった!
今夜のグラハムは気合いが入ってた!
高いフレーズもメロディを変えない…
思いっきり背伸びして、声にならない声を吐き出す…
思いっきり背筋を伸ばして、全身から声を絞り出す…
アゴが外れる程の口を開けて、精一杯の声をマイクにぶつける…
声が裏返っても…音が多少外れても…
歌って歌って歌い続ける…
凄かったです…
褒められたクオリティではないけど、そんなの関係ない。。
グラハム・ボネットの本気を見ました。
マイケルは…

進化してましたね…
かなり練習してきましたね…
なんという安定感。
よりハイセンスになったソロワーク。
ドライブの効いたピッキング。
バッキングも相変わらず素晴らしい。
ワウはほとんど使ってなかったような気がしますが、美しいトーンでした。
出だしから7曲ほど MC もなく連続でプレイしきってしまう集中力と体力。
近年では最高のパフォーマンスに思えました。
あまり期待してなかったせいか、かなり興奮させてくれたライブでした!
やっぱ、フライングVはカッコいいや。。