配線材は少々貧弱ですね。。

レギュラー品とはいえ、天下の Gibson なんですからこういうところケチられるとがっかりです。。
変な比較ですが、ワーゲン・ゴルフをはじめて買った時のこと。。
『世界の大衆車』といわれ、高級車のイメージもありませんでしたが、個々のパーツの拘り、
見えない部分までキチっとした整合性ある仕上がり、
カタログに無い、数値化されない部分の使い勝手の良さ、
何の色気も素っ気も無いシートの座り心地の良さ、
随所に目からウロコな感動があり、メーカーとしての誇りを感じさせてくれました。
ギターメーカーとして Gibson にもかくあってもらいたいものです。
スイッチは完全にイカれてます。。

ペグも外して。。

素っ裸。。

ドライヤーやアイロンで熱してスクレイバーでペリペリ剥ぎ取るつもりでしたが、、
意外に薄い塗りのせいか、思ったように剥ぎ取れません。。
埒がないので剥離液を使うことに。。。
剥離液を塗って5分ほどしてから柔らかくなったラッカーをスクレイバー剥がしてみると、、
今度は楽に取れました(笑)

1時間ほどしてこの姿。。
まだ剥がし残しやシーラーが残ってます。。
かなり可哀想な姿です。。(笑)
一休みしてから100番のペーパーをあてて生地を出し、凹みやキズを取り除き。。
800番まで徐々に番手をあげて整えました。

手でペーパーをあてるとよくわかるのですが、平面にしか見えない所でも少々デコボコしてます。
生産時は平らだったのが、10年ほどすると多少変形してくるんですかねぇ。。
この作業、地味なんですがキライじゃありません(笑)
金属パーツよりは木をイジってる方がなんとなくリフレッシュになります(笑)
見違えるように綺麗になって、この先のモチベーションもあがってきます(笑)
今日はここまで。。