自作 テレキャスター シェリル・クロウもどき #3 | 冷や汗かいても後悔せず

冷や汗かいても後悔せず

できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。

いよいよ組み立てです。

もう出来上がってるものなので、出し惜しむこと無く一挙公開です(笑)


まず、ヘッドに Fender のデカールを・・・・

ネット購入のパチもんですが、個人で楽しんでるもんだし、Fender製のパーツも結構使ってるしでご愛嬌(笑)



キリトリ線に沿って、ハサミで切り取ります。

指で触れると簡単にプリントが剥げるので、注意しながら・・・。

上から保護用の紙で抑えて、残ったキリトリ線を綿棒で擦って消しときます。




水に晒して、保護用の紙ですくい取り、ヘッドの上に貼り付けて十分乾燥。

その後にペグとブッシュを外して、クリアラッカーを吹きます。

一度に大量に吹くとインクが浮き出してしまうので、少しずつ3回程度。

ラッカーが乾燥したら、耐水ペーパー600番と2000番で水研ぎしてメラミンスポンジで仕上げます。




ブッシュとペグを戻しておしまい。


次はボディの金属パーツ。

新品のピカピカなので、いつもの廃液で。。

コントロールプレートはティッシュに廃液を含ませてひたすら拭きます(汗)

この手のクローム処理されたものは、廃液でも中々汚れてくれませんが、根気よくゴシゴシやってると・・・



ブリッジプレートは同じく廃液を綿棒でコーナーに擦り付けときます。


ピックアップは前回と同じ Custom Shop製のコレ。

Fender Custom Shop ’51 Nocaster Tele Pickups Set




サーキットも前回同様に Fender製の4段階スイッチで、配線は Emerson “T4” をパクります。



トーンキャパシティはオレンジドロップ。

ボリュームバイパスには余っていた Sprague Black Beauty を使いました。


ネックにボルトの穴をドリルで・・・。




ネックを固定し、全てのパーツを取り付けます。



今回はネックがポケットより若干大きい感じで、押し込む際に一部の塗装が剥げてしまいました。。

でもピックガードで隠れる部分なので。。


新品だったブリッジもイイ感じに古びてくれました。




ALLPARTS の Original TL Plate #1 は、セレクタースイッチとボリュームの位置が通常のものより余裕があるので、操作性がよろしく気に入ってます。




塗装の剥がれから、下地が白、ゴールドをコートした上に赤とクリアが乗っているのがわかります。




すべての色が薄く塗装されていて、ちょっとぶつけても簡単に剥がれそう・・・。


完成です!




求めていた雰囲気のある、ギターに仕上がりました。

光によって、キラキラしたり、マットな感じもあり、チェックも浮いたり隠れたり。。


チェンバー効果か、生音は前回のテレ以上に大きい!

アンプからの音はというと、第一印象はハイが強い。

前回のテレは、ローからハイまでバランスが非常に良いのに対して、今回は明るい印象。

まだ出来たてなので、もう少し慣らしていけば違ってくるかもしれません。

でも、まずは上々と思えるデキです。