テレキャスの改造 #4 予定変更、ハードレリックに初挑戦! | 冷や汗かいても後悔せず

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できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。

いよいよテレキャス改造、最終章です。


さて、このボディの新品のようなピカピカを幾分とって、それっぽくしたいと思います。




ちなみにボディだけで重量は 1.8Kg でした。


ちょうど右肘が当たる部分に何か薬品をこぼしたのか、塗装が変色しています。




よく見ると、泡立って浮いてるようにも見えます。

ラッカーの表面部分だけだったらいいんだけど。。


まずは 800番あたりで水研ぎしながら、ラッカーを薄くしました。




悪い予感的中で、塗装の変色はラッカーどころかバースト部分を越えて、ボディの木地まで逝ってます。

しかも表面に見えてない広い範囲でヤラれてます。。(涙)


うーん、こりゃダメだ。。

この辺りは剥がすしかないと諦め、塗装がヤレた雰囲気でおしまいにする予定を急遽変更です。

”ハードレリック” です!!

でも、金属部品のレリックの真似事はしたことありますが、ボディは初めてです。


ガンプラの要領でいいのかなぁ。。

違うよなぁ。。


カドの塗装を剥がしたり、形や大きさの異なるモノでちょっと小突いたり。。

試行錯誤しながら貫禄を入れていくうちに、だんだん変な快感が。。。(笑)


こういうのって、キリがないのでどんどんエスカレートしちゃいますね。。


横で見ていたガンプラにハマってる息子が 『おぉ。。いいカンジじゃん!』 とか言うもんだから、気を良くしちゃってもうブレーキが効きません!

ガンダム、じゃないギターにキズが1つ増すたびに、得体の知れない悦びに浸るのです。。


娘の 『・・・ナニやってんだか・・・・』 という冷たい、いや冷静な言葉でようやく我に還りました。(笑)


もう、この狂気の世界を終わりにしなければ。。

おびただしいキズ一つ一つをペーパーで整えます。

1500番、2000番で水研ぎ。(番手は家にあったモノを使用しただけです。)

木地が覗いている部分は黒のステインで色に変化を付け、新旧のキズであるかのようにします。

メラニンスポンジに水を含ませ、少量のコンパウンドを混ぜて、全体を整えます。

部分部分はコンパウンドで艶を出したり、曇りを残したり・・・・。

この作業もキリがない・・・・・。

こんなもんでいいだろ、っと踏ん切りをつけ組み上げました。


完成です!




どうでしょうか?




手探りでやったにしては、まぁまぁのデキではないでしょうか。。


ペグを Fキーにしたことで、ヘッドも表情が変わりました。




ブリッジの駒は、オクターブチューニングし易いものに交換しました。




ブリッジまわりの金属パーツは、廃液を使って所々サビをいれてみました。




セレクタースイッチとボレユームノブの距離ができたので、操作性は大分良くなりました。




ピックガードを黒にしたこともあって、硬派なカンジで気に入ってます。




組み上げた重量は、2.9Kg!

ネックもボディもビンビン振動します!

あぁ、早くアンプで音を出してみたい。。。