80年代はヘビメタに熱中した時代でした。
その集大成となるような1曲です。
Hear 'n Aid / Stars
1985年、大物ミュージシャンを数多く集めての We are the World は MTV効果もあって大きな反響がありました。
でも、この中にヘビメタ系のミュージシャンは皆無で、ヘビメタの肩身の狭さを感じた記憶があります。
そしたら、ロニー・ジェイムス・ディオ が、「ヘビメタ野郎だけで」と立ち上げたプロジェクトが Hear 'n Aid です。
We are the World の顔ぶれや人数と比較すると、"大物" ばかりとは言えませんが、それでもヘビメタ・ファンを興奮させてくれました。
大学の音楽サークルでの合宿で、大きなスタジオに大勢の仲間が集まって、
「俺はインギー!」、「俺はブラッド・ギルス!」
「俺はジョージ・リンチ!」、「じゃ俺は・・・」
なんてパートを取り合い、楽しんだのを憶えています。
あれは、楽しかったなぁ。
仲間内で評判が良かったのは、インギー、ブラッド、ジョージでした。
でもソロの最後を飾った、Blue Öyster Cult の ドナルド・ローザ の味のあるプレイは、聴く物が偏ってい頃だっただけに、すごく新鮮でした。
このプロジェクトにも メイキングの映像があり、こちらも必見です!
こちらはメイキング・シーンとミックス・ダウンしたもののフル映像なので長いです。。
ボーカリストが 100% 気合いを込めた肉声の歌が聴けます。
同じメロディを唄っているだけに、個性の違いがはっきり出て、競い合うプロの意地も感じられます。
「やっぱ、プロの喉はスゲー!」
と思ったもんです。
今聴いても、Y & T の デイヴ・メニケッティ と Rough Cutt の ポール・ショーティノがいいなぁ。
そんな中、全員参加のコーラスで Judas Priest の ロブ・ハルフォードが一人1オクターブ上で唄ってるのが凄いんだろうけど笑える。。
さすが、"メタル・ゴッド" !