ストレス退散! ORANGE #4 Jim Root Terror は気持ちイイ! | 冷や汗かいても後悔せず

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できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。


明けまして、おめでとうございます。

正月休みも終わってしまいましたね。

今年はじめのブログです。


年末に色々機材を無理矢理買って、正月休みはストレスを発散してました。

買い物でストレスを発散する癖は無いのですが、そういう人の気持ちが何となくわかったような気がします(笑)。


といっても殆ど中古なのですが、唯一新品購入のモノが、、

コレです。




ORANGE #4 Jim Root Terror、15W のフルチューブ・アンプです。


先日、スタジオに Marshall JMP を持ち込んでみたのですが、デカいし重いしで。。

で、持ち運びが比較的ラクで、エフェクト・ループのあるチューブ・アンプは無いものかと。。

それで ORANGE の OR15 Head にたどり着きました。

違うスタジオにあった ORANGE がかなりの好印象だったのと、OR15 のネット・レビューも好評だったので、楽器店に見に行ってみました。


『すいません、生憎 OR15 を切らしてますが、Jim Root Terror ならありますよ。』


と、店員さん。

OR15 は、中身が Jim Root Terror と同じなんだそうです。

Jim Root Terror のデキがかなりよろしくて、メーカーとしては、ジム・ルートのファンに関わらず売りたいと。

でもシグネチャーモデルだとイメージが偏るので、白のパネルにオレンジのケースの ORANGE らしいデザインにしたのが OR15 なんだそうです。


これ、正に私のことですね。

ジム・ルートって誰?っていう私は、知らないアーティストのハイゲイン・アンプのシグネチャモデルっていうだけで、選択肢に入ってませんでしたから。。


たしかに、ゲイン / トレブル / ミドル / ベース / マスターボリューム のコントロールに、エフェクトループと 8Ω / 16Ω のスピーカーアウトと、外観のスペックは一緒ですね。


ハイゲイン・アンプとされてますが、ゲインを絞っても良し、トーンコントロールも扱いやすく、一発で気に入りました。

OR15 には無い、ショルダーのあるカメラバッグのようなソフトケースも付いているので、気軽に持ち運べます。

ORANGE らしいデザインかどうかの拘りは無いし、OR15より一回り小振りでショルダーケースもあるので、OR15 はやめて Jim Root Terror を買いました。






側面には、入力を 100V と 115V の切替スイッチがあるので、国外でも気にせず使えますね。

(持ってきませんけど。)








ECC83、 ECC81、 EL84管 が並び、本格的なチューブ・アンプの様相です。





スピーカーは、8Ωが2端子、16Ωが1端子あります。

エフェクト・ループは本当にあると便利です。

マスターボリュームがあるとはいえ、最近の Marshall の中型・小型アンプのように極小の音量までには下げられません。

いくら絞っても、仕事から帰宅してからの時間帯だと、ちょっと憚られる音量です。

でも、エフェクト・ループ があるので、ボリュームペダルを RETURN の手前で使うことで、音量をコントロールできます。

これで、夜でも OK です。

リバーブやディレイも綺麗にのってくれます。



ブリティッシュ系のアンプが好みの人には、とても良いアンプだと思います。

モダンではないけど、気持ちの良いロックなサウンドです。

1ch でクリーンチャンネルはありませんが、ギターボリュームやトーンで歪みをコントロールする人であれば問題無いでしょう。

少々歪みを強くしても、音が潰れて濁ることもありません。

評判がイイのも納得です。