Les Paul のエスカッション交換 | 冷や汗かいても後悔せず

冷や汗かいても後悔せず

できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。


今年は怒濤の1年でした。


仕事ですけど。。


ここ数ヶ月は寝ても覚めても仕事でアタマが一杯で、中々ギターに触れる余裕もありませんでしたが、

仕事納めから2日間は、寝て、ボーッとして、寝て。。

ようやく気分も戻ってきたので、ギターの大掃除でも。。


R9 のエスカッションが割れてしまったので、新しいのに交換することにしました。




これは、ALLPARTS の Vintage Cream Mounting Ring で、フロントとリアのセットで 1,500円程度のものです。

純正はベージュが強くて好きでないので、これを好んで使ってます。

ご存知の通り、レス・ポールのトップはアーチがあってもエスカッションはフラットな物が使われてます。

ネジでトップに締め付け、無理矢理アーチに合わせてしまうのですが、一般のプラスチック製のエスカッションでこれをやると、だいたい割れます。

ALLPARTS製も、私の経験ではリアが割れやすいので、ちょっと補強して使ってます。

初めてフロントも割れたので、リアと同様の補強をしてみることにしました。


防止策をする前に、ペーパーで軽く面取りして、ちょっと雰囲気を出します。




これだけで、取り付けた時にかなり雰囲気が変わるんですよね。

自己満足ですが。。

あと、表面をメラミンスポンジで拭いときます。

2ヶ月もすると、イイカンジになってきますよ。


補強に用意するのは、使い古しのギターの4弦とアロンアルファ。

4弦を 2cm 程度に切った物を 2本用意して、エスカッションの裏側にアロンアルファで付けるだけです。




アロンアルファが古くて粘土質になってたので、汚らしくなって恥ずかしいのですが。。

見えない部分だし、しっかり接着されればOKです。


エスカッションは、アーチに沿って曲げられると、中心の部分でパキっと割れます。

補強に弦を接着することで、曲がる力が中心に集中しなくなると考えての工夫です。

弦なので、適度に撓りつつも、プラスチックが割れるような角度にまではなりません。

この補強をした ALLPARTSのエスカッションは、今まで割れたことはないので、効果はあると思ってます。


ビンテージや、レリック系のエスカッションは非常に高価で手が出ないので、私は ALLPARTS + 補強で楽しんでます。