かなり久々の書き込みです。
ここんとこ仕事が超多忙で、週に徹夜が2度ほどとういうのが数週間続いてました。
自分のやり方にも問題があるのですが、ソフトウェア開発という私の職業では、こんなのが毎年1回はあります。
でも、仕事が超多忙になる直前に、初めてオーダーメイドギターの注文をしました。
以前書いた IHush Guitars
です。
オーダーしたのはフライングVで、現在製作していただいている最中です。
今日、ネックシェイプの確認に行ってきたのですが、その話の前にオーダーした時のいきさつを。。。
・ ボデー、ネック、フィンガーボードなどの木材やシェイプ
・ ペグ、ナット、フレット、ブリッジ、テールピースなどのパーツ
・ ピックアップ、ポッド、コンデンサーなどの電子パーツ
というようなギターの”音”に関わるものは、結構簡単に決められるのですが。。
IHush ならではのデザイン部分になってくると、中々決められません。
なにせこのようなギターは持ったことも無いし。。。
工房に並んでいる”作品”を眺めている時は、『これもイイな、あれもイイな。』なんて思うのですが、いざ自分のモノを注文するとなると、隅からスミまで気に入ったものにしたいという思いが湧いてきて、決断ができなくなります。
・ 最大の特徴は、アルミ・トップである
・ アルミに着色するには、染料もしくは顔料を使用する
・ 染料の場合、アルミの生地が見える
・ 顔料の場合、アルミ生地は見えなくなる
・ 白の染料はなく、白を選択する場合は顔料となる
・ 顔料で着色すると、アルミトップであることは一見してわからない
何も知らない人は、着色されたトップだと普通のホローボディだと思う人が多いのだそうです。
IHush Guitars はアルミなのにトラ目とかもあるし、顔料の場合は特に誤解する人が多いとか。
はじめはトップを白にするつもりだったのですが、そんな話を聞くとつい考え込んでしまって迷走に迷走しまくります。
トップが決まらないと、他の部分も揺れ始め収拾がつかなくなります。
3、4時間は IHush の井橋さんと話し込んだでしょうか、結局元の自分のイメージに戻りました。
アルミトップであることを見せびらかすためにオーダーするのではなく、オーダーする自分自身が満足するギターであればイイ、ということに気付いたからなのですが、この迷走は大事だったと思ってます。
全て納得した上で注文するというのが、このことによってできたと思うのです。
井橋さんには長時間おつきあいいただいちゃいましたが、終止丁寧に相談にのっていただきました。
・ アルミトップとヘッドトップは白
・ ピックガード部分は無着色で、赤系の透明アクリルのピックガード
・ ボディとネックはチェリーダークレッド
・ ボディとネック材はマフォガニー、フィンガーボードはエボニーでブロックインレイ
・ ペグ、ブリッジ、テールピースなどのメタルパーツはゴールド
・ バインディングは赤べっ甲
というのが私のイメージで、これを暫定ながらデザインの基本内容として決定し、ヘッドなどの形状の細かな希望まで聞いていただいて、正式にオーダーして帰りました。
この続きはまた。。