Burst 中毒 | 冷や汗かいても後悔せず

冷や汗かいても後悔せず

できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。

Burst の魅力のひとつは、見る角度や光によって様々な表情を持つ杢目ですよね。

タバコ・サン・バーストのストラトを1台持っていますが、ストラトの場合、メイプルのような派手さは無く、他人のギターと杢目を見比べるなんてことはしたこともありませんでした。

なので、R9 を買った時もそれほど杢目を意識しなかったのですが。。

ネットには数多くの人のビンテージやヒスコレの画像があって、これを見ているだけでも楽しい。

『おぉ! これはスゴイ』 なんてモノもあれば、『ここがもうちっとこうなってればなぁ。。』 なんて勝手に人のを批評したりするようになるわけです。

でも、そんなことをしてるうちに自分の好みのタイプがわかってきました。

私の場合、杢目の幅が広い。杢目にあまり規則性が無く、散らかってる感じ。 のものが好きです。

一番のお気に入りは、あの DiMazio社の創設者、ラリー・ディマジオ氏所有のこれです。



そして、もうひとつはこれ

Burst Serial Log 91864

うーん、どちらもカッコイイ。。

と涎を垂らしているうちに気がつくとデジマートで探しちゃったりするんです。。

ネットは良くありませんね。。一昔前なら楽器店に足を運んで運命の出会いがなければ、思うようなもモノは見つけられなかったのですが、今は日本で売っている殆どのギターがネットで確認できるんじゃないかって程ですもんね。

R9 のネックは細くはありませんが、形状からして太い割には握り易いと思います。

でも、R9 は一台買ったんでどうせなら R0 にしてみよう。。

"Gibson Les Paul ワイド フレーム 1960" と入力して、検索ボタンをポチっ。


あれ、、好みの杢目も選ぶどころか、R0 そのものが絶対的に少ない。。

生産数でいうと、メインを59年にして58年、57年のものもコンスタントに作っているようですが、ネックの薄い 60年タイプは数が少ないようです。

しばらくデジマートを眺める日々が続きました。


探し始めて1ヶ月ほどしてからでしょうか、1911年の秋頃でした。

見つけましたよ。割と希望に近そうなのが。。


2008年製の中古ですが、全く問題ありません。新品だと高いので中古の方が好都合でした。。

Burst Serial Log 91864程ワイルドではありませんが、R0 でこれほどのはそうないだろうと思える1本です。

早速楽器店に予約をして、仕事帰りに見に行きました。

でも試奏しながら悩みましたね。。R9 買ってまだ半年も経ってませんから。。こんな買い物していいんだろうかと。。

で、良心の呵責に打ち勝つために、結構気に入っていたギターを1本下取りに出すことにしました。

差額が 8万円 くらいだったかな。。


で、私の2台目のヒスコレとなったギターがこれです。
Burst Serial Log 91864 と同じような光の角度で撮ってみました)

冷や汗かいても後悔せず-R0-001

どうでしょう。完全に Burst中毒に冒されてますよね。