パキスタン人のジョセフさんが土曜日に天に召されました。
バンコクでの1年8か月の暮らしの中で、
タイ聖書福音教会を通じて、
私の知らない世界を教えてくれたのがジョセフさんでした。
ジョセフさんご一家(奥様と二人の息子さん)はクリスチャンであることを理由に、
パキスタンタリバン勢力から迫害や拷問を受け、
それまでパキスタンで築いていた全ての物を奪われて、
バンコクに逃げてきました。
ジョセフさんは逆さに吊るされて受けた拷問のせいで、膝を痛められ、
奥様も殴られて片耳が聞こえないとおっしゃっておられました。
なぜジョセフさんご一家が日本人の集う、日本語の礼拝に集われておられるのか・・・
牧師先生もご一家のために他に選ぶべき道があるのではと考えられたようですが、
インターナショナルな教会で弱者として扱われ傷つかれた経験から、
小さい日本語教会へと足を運ばれておられました。
先週、突然にジョセフさんが倒れられ、病院のICUにおられると聞き、
心配し、祈っておりましたが、
土曜日に天に召されたという知らせが入りました。
ご家族はご遺体をパキスタンに運び、埋葬したいと思っておられるようです。
この世界にはたくさんの悲しみと苦しみと憎しみがあります。
理不尽な暴力に苦しめられている人たちがたくさんいることを
私に教えてくれたジョセフさんに心から感謝をします。
すべての苦しみから解かれたジョセフさんのご冥福と、
残されたご家族の上に神様がたくさんの愛を注いてくださるようにお祈りします。