上社御柱の続きの 川越し編となります・・・)


木落とし坂のある街の中心部から、1km少し離れた宮川
八ヶ岳の雪解け水で冷たい(らしい)川で、御柱を浄めるのが川越しです

今回は、時間の関係から、本宮一之柱の川越しだけを見てきました





ここもまた、すごい人出です
見物出来そうな所には、人、ひと、ヒト・・・
私は、西街道の宮川の端の手前で見て来ました

何しろ、警察官が 「橋の上は危険ですから観覧はできません」 と
うるさい以上に言っていたの、あと2歩で橋の上になるギリギリのところで
御柱の落ちるポイントから、500mくらい離れているでしょうか





まず最初は、旗持ちの皆さんが川を渡ります

写真で見ると脛くらいの深さですが、あとで話を聞くと
御柱の落ちるところは3mくらい掘ってあるとか
宮川の水はとっても冷たかったそうです

よく見ると、土手の上に、赤いふんどしの皆さんも
このあと、先綱を持って、川を渡っていきました


その後を御柱が、中央道の高架下から土手へのアプローチを徐々に登ってきます
前回は苦戦をしていたこの地区も、今回は力強く 本宮一を曳いていきます





川越しでは一気に落とすのではなくて、うまく着水させることもポイント
できるだけ御柱を土手からせり出させます

そのままでは落ちてしまうので、追掛け綱(御柱の後ろ側の綱)を土手のアンカーに回して
徐々にせり出させていくわけです





いよいよ、御柱が冷たい宮川に入る川越しが始まります

木遣りの唄に合わせ、御柱のまわりから 「よいさ、よいさ」 のかけ声が届いてきます





数回目木遣りのあと、御柱が川に向けてゆっくりと落ち始めました

まわりの観客からは、わーっと言うどよめきというか、歓声というか
そんな声が上がっていきました





どぼーん・・・  と言う音は耳には届きませんでしたが
無事に、そしてきれいな川越しとなりました

落ちたあとしばらくは、御柱の先が川底に刺さったのか動きませんでしたが
しばらく曳いているうちに





御柱全体が川に入り、船のように川を渡っていきました

何しろ凄い人でしたので、私はここで駅の方へ戻ってしまいましたけど
御柱はこのあと、対岸の土手を曳き上げられて、その土手の下にある
「御柱屋敷」 と言う場所で、ひと月間の休息となり、里曳きを迎えます



そうそう、木落としから川越しに向かう間には
「国道横断」 と呼ばれる場所があり、天下の国道20号線の車を止めて御柱が国道を横断します
場所は、茅野市の 中河原交差点





交差点の信号を警察官がコントロールして、御柱が渡るときはそちら側青信号
しっかりと時間が決まっているそうで、各柱ギリギリまで綱を寄せておいて一気に渡ります
片側1車線の国道ではありますが、主要幹線の20号なので厳しく管理されています
その昔は・・・

日頃の恨みがあったのかは知りませんが、国道で綱を渡したあと氏子が曳かなかったり
国道は通せんぼうのままで、警察を困らせたとか





なかなか、カオスな情景でもあります

これも、七年に一度の光景ですね


御柱の曳行は、台車とかコロとかを使うのでは無く、丸太のままズリズリと曳きます
前のblogの木落とし坂の御柱の痕もそうですけど、舗装道路をズリズリした痕は





こんな感じで残っているわけです

やがて、雨や風にさらされて、しばらくすると消えてしまうズリズリの痕
だんだんと薄くなって行くこの痕を目にすると、祭りの後の寂しさを感じたりします


(あともう一つ、オマケ編の予定が・・・)