加工場では、宝持寺の壁板や玄関ろーか、内陣床板の加工をしよる。
この工事は、合板も石膏ボードも極力使わず、
無垢の国産の木でやるというのがコンセプトじゃ。
構造としての合板は良くない。
30年くらいたつとのりが切れて強度がない。
湿気があると、5年も持たない。
いくらボンドの性能が良くなったとて、ほかにやり方があるんじゃけ
本気で信頼できんものは この本堂 には使わない。
ということで、35ミリくらいの割ったヒノキの板を加工して、壁やら床の材料に取る。
節がない性のいい材料は高い。
既製品は面白くない。
節があっても無垢なら問題ないという考えですすめよる。
しかしながら、節は節でも『死に節』はいけん。
こいつは節だけが抜けて穴が開く。
そんなときに便利なのが ふしたろう じゃ。
ドリルと鉛筆削りのでっかい判のおんとめんのセットを指す。
抜けた節。
床に使うと危ないし、壁に使うと虫の出入りがあったり・・・
かたが悪い。
そこで登場、節太郎 ドリルにセット。
テーパーになっとるので振られるんじゃが、
慎重に円錐をひっくり返した穴を開ける。
じゃじゃーん。
でかい鉛筆削りじゃろう。
ろくろに歯をくっつけて、芯になる材料をつっこむ。
割りにばらばらするんじゃけど見た目ほど恐ろしゅうはない。
こんな感じで円錐状に削れていく。
ボンドをつけてぺちょっとくっつける。
切る。
完成。
仮に将来取れても また違うものをすぐ作って入れりゃいい。
無垢じゃッたらまた削れるし、穴も開け替えられる。
そして手鉋にて仕上げる。
大工 柄本さん、ええ感じで仕上げてくれます。
鉋の歯の幅いっぱいの鉋屑。いい調子がでとりますねぇ。
仕上げたら、さねをつくります。
エンドマッチの本実加工にする。
どんなもんかはまた載っけます。
で、現場は屋根工事が進んでいます。
平の瓦は葺き終わり、くだり棟にかかっていました。
鬼には住職と弟さんが考えちゃった新しい寺紋が入っております。
順調です。
明日は、こないだ親父に買い付けしてもらった材料を朝一取に行くでい。
今日も無事に終わった。感謝です。
ほいじゃぁ、またあした。






























