KD材 という木材がある。
人工的に乾燥させた材料のことで、
Kiln (機械) Dry (乾燥) Woodの略じゃ。
木材は使うまでに乾燥しとかんと駄目じゃ。
木は狂う。
曲がる、やせる、ねじれる、割れる。
乾燥させるとその、くせ が出る。
生 のままで加工して、建てたら家が狂う。
正確な仕事になってないから弱い。
壁の中で乾燥するので、湿気を家の中に吐き出す。
家のためにいいことは何もない。
強いて言うなら、節が やおいので、のみが欠けにくいくらいのことじゃ。
木を乾燥させるのは、天然で、直射日光に当てず
じっくり何ヶ月もかけて乾燥させるのが一番じゃ。
水の中にいれて、木の濃度の濃い水分をじわじわ出す方法もある。
実際にやったことはないが、かなり
いいらしい。でもやるのは大変じゃ。
天然で乾燥させるには、時間と手間がかかる。
場所もいるし、在庫も持っとかんといけん。
そこで、材料屋から乾燥した材料を買うのが手っ取り早く、
手間がかからず、そつも少ないので、多くの建築屋はそうする。
そこで登場したのが、人工的に乾燥させた KD材じゃ。
手間などを考えると安くつく。
材料を釜(大きいコンテナみたいなもの)に入れて乾燥させるんじゃけどその水分を抜く原理によって、4種類くらいに分けられる。
① 熱風を通気させる。
② 加湿と除湿、排湿による。
③ 空気を循環させる。
④ 高周波をあて蒸気を飛ばす(電子レンジのような原理)
さてこのKD材が、すべて狂わん、いい材料か?
― それが、りんを切って風を通すと(天然乾燥させると)やっぱり狂う。
ブッツウ(切り倒して、製材にかかったばかりの生)のようにはないが、ばっちりまともなのは
半分くらいになる。
やせは少ない。
家のどれをどこに持っていってもばっちりじゃというわけにいかんようになってしまう。
もって帰った杉の柱KD材。
一本づつ、りんをきって、隙間を空けて積み替える。
重ね終えたら、波トタンやポリかをかぶせ、雨に当たらないようにする。
今回は、次の新築の材料にとるので、1ヶ月くらいかぜを通して木の性をみて、どこに使うか決める。
1ヶ月という短い期間なので、しょうがないけんKDを買ったんじゃけど、最近じゃ買わん。
じゃぁ、どうやりよるんか?
次の機会に書かせてもらいましょう。



























