〜さぁ、つぎの攻略者はきみだ〜
替刃時代の攻略者はココが違う‼
攻めの鑿(のみ)研ぎ攻略バイブル配信中!
大工・鑿研ぎ(のみとぎ)レスキュー/研作です。
前回の記事では、鑿(のみ)の刃先に触れただけで
・「切れる鑿」
・「切れない鑿」
の判断は、鑿(のみ)の刃が指紋に引っかかる感覚があるか!という内容でしたが、個人の感覚に任せるしかないというのが正直なところ。
そこで指紋に引っかかる感覚は磨きつつ、繊細な感覚の感度UP!を加速させる方法を紹介します。
鑿(のみ)研ぎに必要な繊細な感覚の感度UPを加速させる2ステップ
ステップ❶ : 毛を剃る
鑿(のみ)の刃先が指紋に引っかかる感覚に自信がなかった頃の研作は、よく手の指毛を鑿で剃ることで切れ味を確認していました。
ポイントは!
鑿(のみ)の刃が当たった部分が”根こそぎ”剃れているか!です。
2~3本しか剃れなかった場合は、切れる箇所と切れない箇所にムラがある可能性が高いです。
鑿(のみ)の刃が当たった部分の毛が”根こそぎ”剃れていれば、ある程度は切れる鑿に研ぎ上がっています。
そこで満足してほしくない。
鑿(のみ)の刃が当たった部分の毛が”根こそぎ”剃れたとしても、刃先だけが研ぎ上がっている状態ですぐに切れなくなってしまう可能性があります。
親方クラスの永切れする鑿(のみ)鑿かどうかの判断をするのが次のステップ!
ステップ❷ : 鑿(のみ)の刃が紙にスッと入るか確認する
ポイントは!
紙が”くしゃっ”とならずに、鑿(のみ)の刃がスッと入るかです。
ステップ①で根こそぎ毛が剃れたとしても、鑿(のみ)の刃が紙にスッと入らなければ、まだまだ伸びしろがあるということ。まだまだ、新たな発見や研ぎのおもしろさを味わえるということです(^^)
鑿(のみ)の研ぎ上がりを確認する時は、
●鑿(のみ)の刃が指紋に引っかかる感覚を確認
●ステップ①~②も同時に行う
その繰り返しが微妙な違いを認識できるようになり、鑿(のみ)研ぎに必要な繊細な感覚の感度UPにつながります。
そして自分だけの感覚に頼らず、今の自分の鑿(のみ)の「研ぎ力」がしっかり確認でき、さらなるレベルアップのチャンス!
・鑿(のみ)研ぎを教われる人がいない。
・今さら聞けない。
それを理由に諦めなくていい。
鑿(のみ)の刃が指紋に引っかかる感覚を確かめつつ、ステップ①~②を毎回欠かさず実践していくことで、教わる人がいなくても「何をどうしたらいいのか」だんだん見えてくる。
見えてきたことをどんどん実践!
Try & Error!を全力で楽しんでいこう!
\今日の小さな一歩が大きく実る/
研作と一緒に共に研いで、~目指そうぜ‼噂の名大工~