【諸乗法数】4-135

四種信 (大乘)起信(論) 

眞如 

佛 

法 

 

註 佛道に入る者が信ずべき四つのもの。四種信心ともいう。佛・法・僧は「三宝」で、それに真如を加えたもの。「真」とは真実、「如」とは如常の意味で、合わせて永久不変の真理。これによりによって煩悩の迷いが晴れるという。

 

[雑 記]

あるお寺さんの配信動画(お顔と寺紋は消してあります)。お勤めが1時間、法話が20分ぐらいで合わせて約1時間半も毎朝行われていますが、このたび、用語解説を取り入れることにされた由。

毎日きっちりと法話をされる方もけっこうおられますが、さすがにネタに詰まる日もあることを吐露されるご住職もおられます。動画配信の場合は檀家や信徒だけでなく一般の人も視聴されるので、佛教用語はほとんど知らない人もいる。視聴するぐらいだから、多少の興味や仏心、知識はあるでしょうが、大きな佛教用語辞典があるぐらい、専門的、独特な言葉が無数にある。とはいえ、適当に言葉を拾って説明しようとしても、中には深奥にして10分や20分で説明しても分からないものもある。その中に出て来る別の言葉の説明も必要で、こうなると難しい講義よりは日常の出来事を素材にしてくれたほうがいいということになります。そこで、最初のうちは数字の使われた言葉を説明するほうがよいわけです。三つの何々、五つの何々ということで、深入りはせず、これについては三つのこういうのがあり、これを崇め大切にすることが信心になる、といったように持ってゆくと分かり易いものです。手前味噌ながら、当ブログも徐々にご覧になられる方が増えているようで、アクセス数も日によっては一千を超えることもあり、光栄である一方でシロウトが無知蒙昧をさらけ出していい加減なことを言っていると思われている方もおられることでしょう。そんな中、ここからご法話のネタに使えるとしてご活用下さるなら、それはそれでとてもありがたいことであります。