萩本欽一 大谷に“欽言”「一平ちゃんはよくやった」 その真意は…良いことがあれば悪いことが来る

スポーツニッポン新聞社 の意見

 • 1 時間 

2024.4.15

 

 コメディアンの萩本欽一(82)が14日、元通訳の水原一平容疑者によって自身の銀行口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正送金されたドジャースの大谷翔平(29)へエールを送った。

 

 欽ちゃんはこの日、神奈川県伊勢原市の龍池山高岳院で桜の植樹に参加。自身と、20年に他界した妻・澄子さんの名前がついた2本の夫婦桜「欽ちゃん桜」「スミちゃん桜」など計5本を植えた。植樹後の取材時に大谷について聞かれると、「世間では悪い人に出会ってしまったと言われているが、運という意味で言うと、一平ちゃんはよくやった」と、ドキッとするような言葉で話を切り出した。

 

 欽ちゃんは人生において運を重視しており、「良いことがあれば、必ずその分だけ悪いことが来る」と信じてきた。「よくやった」という言葉も、その考え方から出たもの。「人生はプラスとマイナスでチャラになる。あんなに高いお金で契約して、すてきな奥さんももらい、2つの幸せをつかむと、翔平君の体に具合の悪い部分が出てしまうかもしれない。だから野球には関係ないところで悪い部分が出てほしいと思っていたら、それが出てくれた」。真意を丁寧に説明した。

 

 さらに、運が及ぼす大谷の成績上昇についても予告。「今年は本塁打は30本、打率は2割8分だなと思っていた。でも、事件が出てきたことで本塁打は40本、打率も3割になった」と自身の予測を上方修正した。

 

 欽ちゃんも10代の頃の極貧生活やレギュラー番組消滅など苦しい時期があった。そうしたピンチも、この考え方で前向きに過ごし、後に幸運を呼び込んできた。それだけに大谷が逆境を力に変えることを信じている。

 

 「あとは翔平君がどの涙を出すか、涙を出さずにこらえるか。とんでもないことだけど、大谷君になった気分で言うと、チャラの気持ちを持っているんじゃないかな」。輝かしい成功体験を重ねてきた大谷が、悔しい経験をどう力に変えていくのか。大谷がまた一つ成長した姿を見せてくれることを、欽ちゃんは楽しみにしている。(前田 拓磨)

 

 ≪次回100回目仮装大賞は「危ない?」≫今年2月に日本テレビの名物特番「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」が3年ぶりに復活した。有観客収録は4年ぶりだったといい、「こんなに大きな拍手をもらったのは初めて」とうれしそうに振り返った。次回で節目の100回放送を迎える予定だが「今から言っておくと、100回は危ないね」と語り、またも報道陣をドキッとさせた。体調の変化に触れ、テレビ番組の収録中に椅子に座るようになったことを告白。「椅子に座るようになったら終わり。昔テレビで私に椅子を出す人はいなかった。でも今はすぐに出すし、すぐ座る」と自虐的に話して笑いを誘った。それでも、この日は観客に少しでも近づこうと自ら歩み寄り、斜面にしゃがみこんでしゃべるなど元気な姿を見せた。

 

大好調の意見

 馬鹿馬鹿しい話であると思う。こんな考えを大谷選手がしてくれるならば、水原元通訳も安心して窃盗ができる。少なくとも心の負担にはならないことになる。それでよいのかな。