日銀 18日から金融政策決定会合 賃上げ相次ぎマイナス金利解除など焦点に

 

TV朝日ニュース

2024.3.18 

 

日本銀行は18日から2日間、金融政策決定会合を行います。春闘で大幅な賃上げが相次ぐなか、マイナス金利の解除など大規模金融緩和策が修正されるかどうかが最大の焦点です。

 

 日銀は2016年から当座預金の一部にマイナス金利を適用していますが、物価と賃金がともに上昇する好循環が実現したと判断すれば、こうした金融緩和策を修正する方針です。

 

 植田和男総裁はこれまで、春闘での賃上げが大きなポイントになると度々述べていましたが、満額回答や要求を上回る大幅な賃上げが相次ぐなかで、市場では日銀が今回の金融政策決定会合でマイナス金利の解除に踏み切るのではないかとの見方が強まっています。

 

大好調の意見

 「市場では日銀が今回の金融政策決定会合でマイナス金利の解除に踏み切るのではないかとの見方が強まっています。」とのことであるが、明日19日にはマイナス金利解除が行われるように思われる。

 

本来ならば中小企業の賃上げがはっきりする4月以降に行われるのではないかと言われていたが、今の状況では今月実施する勢いである。問題はマイナス金利を解除したのちどの程度の金利に設定されるかである。

 

2期10年にわたって金融緩和をねばり強く実行してきた黒田前総裁に感謝したい。