お金と時間を得た人が最後にたどり着く【幸せは足元にある】の法則とは?
木下勝寿 によるストーリー
• 16 時間
2024.3.10
短時間で成果を出している人がいる一方、頑張っているのに成果が出ない人もいる。この違いは何だろう? 経営の最前線で20年以上、成果上げられる人と上げられない人の差を研究してきた人物がいる。東洋経済オンライン「市場が評価した経営者ランキング2019」第1位、フォーブス アジア「アジアの優良中小企業ベスト200」4度受賞の木下勝寿社長だ。
注目の最新刊『チームX(エックス)』は「世界的にみても極上レベルのビジネス書」(神田昌典氏)と評され、デビュー作『売上最小化、利益最大化の法則』は「20年に一冊の本」(人気会計士)と絶賛された。
そして今、「やる気に頼らず楽しく続けられる」と話題となっているのがベストセラー『時間最短化、成果最大化の法則──1日1話インストールする“できる人”の思考アルゴリズム』だ。本稿では【がっちりマンデー!!】SNSで「ニトリ」似鳥会長と「食べチョク」秋元代表から「2022年に読んだオススメ本3選」に選抜された本書から一部を抜粋しながら、「最短時間で最大の成果を出す方法」を紹介する。
忙しさをコントロールするコツ
結局「忙しさ」とは、業務量の物理的な多さではなく、主観に左右される。
同じ作業量でも、ある人は「忙しい」と感じ、ある人は「暇だ」と感じる。
以前の自分なら「忙しい」と感じなかったのに、今の自分は「忙しい」と感じる。
よって「忙しさ」は自分の感情でコントロールできる。
そのために有効な2つの方法がある。
1 「忙しい」と感じたら、逆にやるべき仕事量や作業量を「3倍」に増やす。その後、元に戻すと暇に感じる
2 もっと忙しい人を見る。すると「忙しいと思っていたけれど、所詮あの人の3分の1だ」と思うと、少なくとも忙しさのイライラはなくなる
かつてKinKi Kidsの堂本光一氏は、テレビ番組でさまざまな資格に挑戦し、次々と資格を取得していった。
他の歌番組、バラエティ番組、ドラマ収録、コンサートの合間に猛勉強。
一級小型船舶操縦士、ボイラー取扱者、フォークリフト運転者など20の資格を取得した。
堂本さんの活躍を見て
「いくら忙しいといっても堂本さんよりは忙しくない。もっとがんばろう!」
と思ったことを覚えている。
ゆとりや幸せは実は今すぐ手に入る
すごい大金を手に入れたり、自由な時間を手に入れたりしたからといって、お金や時間にゆとりを持てるようになるわけではない。
お金や時間にゆとりを持つには、「お金や時間の使い方のコツ」をマスターすべきで、そうすれば今のままのお金や時間でも、人によっては十分ゆとりを感じることができる。
ある成功者が言っていた。
「僕は日本中を飛び回って仕事をしていて、曲がりなりにも成功している。
そんな僕が一番幸せを感じる瞬間は、仕事に全力で取り組んだ1日が終わり、ホテルの部屋でビールを飲みながらプロ野球のニュースを見るときだ。
でもこれは成功しなくてもできることだった。
成功したら幸せになると思っていたけど、実は幸せは足元にある」
足元にあるゆとりに気づくこと。
それが一番のぜいたくなのかもしれない。
(本稿は『時間最短化、成果最大化の法則』の一部を抜粋・編集したものです)
大好調の意見
「そんな僕が一番幸せを感じる瞬間は、仕事に全力で取り組んだ1日が終わり、ホテルの部屋でビールを飲みながらプロ野球のニュースを見るときだ。でもこれは成功しなくてもできることだった。」とのことであるが、自分が言っていることがおかしいことに気が付かないようだ。
もっとわかりやすい例を出そう。勝負に買って飲むビールと勝負に負けて飲むビールは同じであろうか。でたらめな話で人を惑わすべきではない。