バイデン氏の機密文書問題、刑事訴追せず…トランプ氏は自身への「起訴を取り下げろ」

読売新聞 によるストーリー  • 11 時間

2024,2,10

 

【ワシントン=淵上隆悠】米国のバイデン大統領の私邸などで副大統領時代の機密文書が見つかった問題で、ロバート・ハー特別検察官は8日、バイデン氏を刑事訴追しないと結論づけた報告書を発表した。有罪を立証できるほどの証拠がないと判断した。

 

 報告書によると、発見された資料には、米国のアフガニスタン政策に関する最高機密や手書きのメモが含まれていた。バイデン氏は一部情報を自身の回顧録を執筆するゴーストライターと共有したとも明記した。

 

 報告書は「バイデン氏は、故意に機密文書を保持し、開示した」と指摘した。一方、訴追しない理由として、バイデン氏の記憶が曖昧なことや捜査に協力的な姿勢を示したことから、陪審員が「悪意のない過ち」と判断する可能性に触れた。

 

 訴追見送りを受け、バイデン氏は歓迎する声明を発表。機密文書を不法に保持した罪で起訴されているトランプ前大統領は声明で「直ちに(自身への)起訴を取り下げろ」と訴えた。

 

 

大好調の意見

 これはバイデン氏がもはや危機的状況にあることを意味しないだろうか。記憶力のない米国大統領なんて危険極まりない。バイデン氏はハリス副大統領と共に立候補を辞退するべきだ。