フーシ派、アメリカの「最後の警告」翌日にまた攻撃 無人艇が爆発

毎日新聞 によるストーリー  • 5 時間

2024.1.5 

 

紅海・オマーン湾・アデン湾

紅海・オマーン湾・アデン湾© 毎日新聞 提供

 

 米国防総省は4日、イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」が紅海の主要航路近くで無人水上艇(USV)を爆発させたと明らかにした。航行中の商船に被害はなかった。

 

米国や日本などは3日の共同声明で商船への攻撃を停止するよう警告していたが、フーシ派が攻撃を続ける構えを見せたことで緊張は激化している。

 

 米中央海軍のクーパー司令官によると、無人艇は4日、イエメンの沖合約24キロまで航行して爆発した。約3キロ離れた場所を商船や米軍艦が航行していたが、被害はなかった。無人艇の標的は不明。昨年11月18日以降でフーシ派による航路への攻撃は25回目となった。

 

 米軍によると、紅海では、12月に創設された多国籍部隊に参加する米国、英国、フランスの軍艦計5隻が「ゾーンディフェンス」を敷いて警戒にあたっている。近くギリシャとデンマークの艦船も加わる予定だという。米軍などの有人・無人航空機も上空から警戒監視活動をしている。

 

 ただ、多国籍部隊はフーシ派の攻撃に対する防御に専念しており、フーシ派の攻撃を抑止するまでには至っていない。米政府高官は3日の共同声明に関して「警告はこれが最後になるだろう」と強調しており、米軍が今後、フーシ派の拠点攻撃に踏み切る可能性もある。【ワシントン秋山信一】

 

大好調の意見

 「米政府高官は3日の共同声明に関して「警告はこれが最後になるだろう」と強調しており、」とのことであるが、25回も攻撃されておりながら今頃こんな声明を出したところで、誰が信用するか。初回攻撃の後直ちにこの生目を発し、断固フーシー派の陸上基地を木っ端みじんにするべきであった。

 

米軍等がこんなことだから、甘く見られるのである。