セクハラ疑惑の細田議長切りついに秒読み! 岸田首相は“得点稼ぎ”の好機を逃さない男: | 犬猫との生活

    セクハラ疑惑の細田議長切りついに秒読み! 岸田首相は“得点稼ぎ”の好機を逃さない男

     

    日刊ゲンダイDIGITAL

     

    「このまま参院選に突入したらヤバイ」──。細田博之衆院議長の“セクハラ疑惑”に自民党議員が危機感を強めている。週刊文春に2週つづけて“セクハラ疑惑”を報じられた細田議長は、「事実無根だ」「訴訟も視野に入れている」と疑惑を否定し、火消しに躍起になっているが、疑惑は鎮火するどころか、野火のように広がっているからだ。

     

    記事によれば、細田議長は複数の女性記者に「いつでもいいから、うちに来てね」「横で添い寝するだけだから」「二人きりで会いたい」などと迫っていたというのだから、事実だとしたら、一発でアウトだ。2018年、財務省の福田淳一事務次官も、女性記者に対して「抱きしめていい」などと口にしていたことが発覚し、辞任に追い込まれている。

    自民党関係者がこう言う。

    ■セクハラの中身は具体的

    「真偽は不明ですが、セクハラの中身はかなり具体的です。しかも、匿名ですが、複数の女性記者が証言している。自民党議員は“音声やメールなどの物的証拠はあるのだろうか……”と不安を強めています。参院選が控えているのに、疑惑がくすぶりつづけたら、自民党を直撃するのは間違いありません。国会で野党から追及された岸田首相も“行政府の長としてコメントは控える”と逃げの姿勢に終始している。このままだと、内閣支持率も下落する恐れがあります」

    「イザとなったら、岸田首相は動くはず」

    これまで出番のなかった野党はイケイケだ。維新の会は、細田議長が自ら説明しない場合“議長不信任案”を提出すると宣告している。自民党周辺からは、「細田議長には辞めてもらった方がいいのではないか」との声が上がっている。

     

    岸田首相が引導を渡す可能性はあるのか。

    「イザとなったら、岸田首相は“細田切り”に動くはずです。ああ見えて岸田さんは、どうすれば政権にとって得策か、政局的に動く男です。岸田政権にとって最悪なのは、参院選の直前に“細田爆弾”が破裂することです。

     

    逆に、岸田さんが蛮勇をふるって細田切りに動いた印象になれば、『意外にやるじゃないか』と評価につながるでしょう。嘘か本当か、すでに“岸田首相の側近が、細田議長に接触したらしい”という話も流れている。もちろん、行政府の長が、立法府の長をクビにすることはできないので、直接、手を下すことはありませんが、“岸田が動いた”と国民に伝わるように演出してもおかしくありません」(政界関係者)

    細田議長の“セクハラ疑惑”は、しばらく沈静化しそうもない。

     

    大好調の意見

     この際、細田議長には急病になってもらい、議長退任を図ることが、彼自身の為にも一番良い方法であろう。安倍元首相など何度も急病になって辞任もしている。