低価化のカーペットリンサー | 釣りか読書かたまに仕事。

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2015年の7月~10月に脳梗塞で約3ヵ月の入院をして自宅に帰ってきましたが翌年の七夕の日に虚血性心疾患で再入院。

現在は釣りに行くか家で読書してるかドラマを見てるか…たまに掃除の仕事も。

数年前から家庭で使える低価格のカーペットリンサーが売れてるらしい。

カーペットリンサーってのはカーペットに水(お湯)を噴出して汚れを浮かび上がらせて汚水と汚れを同時に吸い取る機械の事。


国内の清掃業者は10年以上前から使ってるし、カーペットクリーニングの本場アメリカでは何十年も前から使われてる機械。

業者の使う機械は能力の違いで価格も数千万円〜10万円くらいと様々な種類があるけど、ハウスクリーニング業者とか個人でやってる清掃業者なんかだと10万円くらいの「スポットリンサー」って機械をってる人がほとんど。

ちなみに自分も自営で清掃業をやってた頃は10万円くらいのを使ってた。


つまり、カーペットリンサーは安くても10万円くらいはしたって事なんだけど、最近は一万円くらいで売られてるカーペットリンサーも珍しくない。

そんな安い機械でキレイになるのかな?

と思ってたんだけど、ちょうど週に数回行ってる現場で狭い範囲のカーペットをクリーニングする作業が入ったので試しに一万円のカーペットリンサーを買ってみた。

狭い範囲だから最悪キレイにならなかったら洗剤とブラシとタオルでもなんとかやれるし。


業務用のリンサーでやるときは先に洗剤をスプレーしてからやるんだけど、この家庭用のリンサーは洗剤が使えない。

正確には洗剤の泡が機械の故障の原因になるから泡が出ないアルカリ電解水とかなら使っても良いらしい。

実は業務用のリンサーも泡が大量に出る洗剤を使うとセンサーば働いて自動的にストップしちゃうので清掃業者は「消泡剤」を汚水タンクに入れて泡が出ないようにして使ってる。

同じやり方をすれば家庭用のリンサーでも出来そうだけど、故障が怖いし消泡剤も安くはないのでやらないけど。


作業前のカーペット、なんとなく薄汚れてるような感じがする。

お湯を使える(40℃まで)のでぬるま湯に調整したお湯をタンクに入れてスイッチをオン。

グリップのレバーを握ると思ってたより勢い良くお湯が噴出される。

濡れて変色した部分に吸い込み口(清掃業者は「ウォンド」って呼んでるけど正式な名称は知らない)を当てると茶色く濁った汚水が吸われてる様子が見える。

汚水タンクに汚水が溜まったのでバケツに移してみたら汚水が真っ黒!!

まるでブラックコーヒーくらい(ー_ー;)

カーペットクリーニングは数え切れないくらいやったけど、ここまで汚れてるカーペットは珍しいかも…


で、作業した後だけど。

う〜む、キレイになったのか!?

これだけの汚水が出たって事はそれだけの汚れが取れてるんだろうけどね。

今回はお湯だけでやったけど、アルカリ電解水を使うとかすれば見た目でわかるくらいキレイになるのかも。


何十年もクリーニングしたことの無いカーペットらしいから、もっと新しくて汚れが付着して時間を経過してない汚れならキレイになるかも。

テレビ通販やネットでカーペットリンサーの紹介をしてるときみたいにカーペットにソースやらケチャップやらをこぼして吸ってみるとかならね。

一万円を高いと思うか、手作業でやる手間を考えたら安いと思うかは人によって違うと思うけど、自分としては買っても良いんじゃないかって感想かな。

カーペット以外にソファとかマットとかにも使えるし。

ただし、噴出した水を全て吸い取れるわけじゃないから作業後でもしっとり濡れた感触はある。

なので乾燥するのが難しいなんかには使用しない方が良い。

それは業務用のリンサーでも同じなので、清掃現場でカーペットクリーニングした後は送風機(扇風機の強力なやつ)で乾かしてるし。