東京都北区、東十条駅から徒歩数分のところにある「藤ランド」を訪ねました。
既にSNSでも話題になっていますが、本日4月30日をもって閉店することになってしまいました。
フロントの元気な女将さんに、入浴料520円を支払います。
「シャンプーと石けんは置いてませんが大丈夫でしょうか?」と、お気遣いの言葉をいただきました。
勿論タオル共々持参しているのでバッチリ大丈夫ですo(^-^)o
脱衣所で身支度を済ませ、いざ入浴です。
事前に調べておりましたが、お風呂の種類の多さが際立ちます。
一番大きな浴槽は、「高温風呂」と謳われているバイブラの白湯、その隣には寝風呂、マッサージ風呂、座風呂とジェット風呂の三重奏。
別の湯船には白湯の「中温風呂」と、サウナの隣に水風呂が設けられています(サウナは金~日のみ営業)。
外気浴が楽しめる大きな露天風呂も用意されています。
ぬるめのお湯の薬湯、今日は青色が鮮やかな「森林浴」でした。
長い時間浸かり、ゆっくり過ごすことができました(*´▽`*)
休憩スペースには女将さんのお父様が書かれた立派な書と墨絵と、女将さんのお母様が描かれた油絵が飾られています。
思わず「芸術ファミリーですね」と感想を口走ってしまいました(^^;
利用者の大半は今日も常連さんのようで、銭湯ファンとおぼしき人は自分以外に3人もいなかったと思います。
余所者の自分が申し上げるのは厚かましいかもしれませんが、最後まで、いつも通りの「藤ランド」であることが幸せな最後なのかもしれません。
最終日ということで、利用者に赤箱の牛乳石鹸とコインランドリー用の洗剤をプレゼントしていました(併設されているコインランドリーも今日で閉店です)。
今日の昼間は汗ばむほどの陽気だったため、仕事帰りに汗を流してさっぱりすることができました。
長らくの営業、本当にお疲れ様でした。