存続が危ぶまれていることをこの場で何度か触れてきた「築地魚河岸まぐろ一代」の朝定食ですが、遂に先週力尽きてしまったそうです。
今朝いつものように店に着くと、見慣れぬ海鮮丼の看板が掲げられていました。
恐る恐る中に入ると、自分の顔を見るなり顔馴染みの店員さんが「ゴメンナサイね～、朝定食終わっちゃったんです…早くお伝えしたかったのですが…」と、かえってこっちが恐縮してしまうお言葉。
先週はタイミング悪く体調を崩してしまったため、ここに立ち寄ることができなかったことが悔やまれます。
気を取り直して新体制の朝ご飯、選べる海鮮丼3種（850円・マグロとイカとコハダ）を食べることに。
注文は一蘭方式になっており（ボールペンも赤でした）、多彩なネタから好きなものを選ぶようになっていました。
食事が届いて気付かされたのですが、これは明らかに「材料の合理化」に他ならないと思いました。
朝定食の時間が終わってから提供するフツーのお寿司と朝の海鮮丼なら、ネタもシャリも同じものが使えるのですよね。
振り返って気付かされましたが、これまでの朝定食は焼き魚に煮魚に白米と、お寿司の材料とは別立てで用意が必要なものばかりで、手間がかかっていたのでしょう。
とはいえ、これまで580円で腹を満たすことができた朝ご飯が、同じお店で底値がねぎとろ丼の750円になってしまいました。
客足は、店員さんに同情したくなるほど正直で、毎朝満卓だったカウンターとテーブル席の殆どが空席。
自分がお店に入ったとき、カウンターには誰もいませんでした。
中には朝定食がなくなったことを聞かされて踵を返すお客さんも…。
あれほどいた常連さんが蜘蛛の子を散らすかの如く、どこかへ消えてしまいました。
すまぬが自分も消えていく常連の一人になりそうです…。
JR東日本クロスステーションに伝えたい！！！
自分なんぞが吠えなくてもじきに売上実績が伝えてくれると思いますが、朝定食の廃止は大失敗ですよ！！！
100円でも150円でも値上げしてもいい、朝定食は必要なメニューだったんですよ！！！
お願いですから朝メニューの再度見直しをお願いします…（京葉線のダイヤを見直すよりは容易いでしょ？）。
海鮮丼は美味しくいただきました。
でもさぁ…朝からこんなの食べたらビールも欲しくなっちゃうよねぇ？（笑）
勿論ガマンしましたよ。
ごちそうさまでした！！