東日本に住んでいる身なのに、宮原所属の電気機関車でどうしても欲しい一両があった。
茶色塗装のEF58 150である。10年位前にKATOから発売されたものの、当時はナインスケール事業を長期休業していた頃。
ゴハチのJR仕様なんて人気が高いわけもなく、今更再生産も期待できるものではなかった。
そんなことを(物持ちの良い模型鉄の)友人に漏らしたら、
「持っているけれど出番があまりなさそうなので、よかったら譲りましょうか?」
という、神のお告げではなかろうかと言わんばかりのチャンス到来!!
「ぜひお願いします!!」
以外の返事はあり得ないわけで、その話を頂戴してから数ヶ月後に現物確認及び商談(笑)
アーノルドカプラーこそ欠品していたものの、どうせそんな不格好な連結器を使うつもりはないので問題なし。
両エンドともに付属品のナックルカプラーが装着されていたので、購入しない理由にはならない。
その場でモーターの動作は確認しなかったが、関水のフライホイールだからハナから心配していなかった(自宅で通電したら案の定問題なし!!)。
走行をあまりさせなかったのだろう、ボディも車輪もたいへん良好で、美品。
金額面でもお互いが一発OKという価格で即刻妥結。
たいへん良い取引ができました。有り難うございます!!m(_ _)m
・・・というわけで、我がナインスケール事業に待望の「イゴマル」ことEF58 150が加わった\(^o^)/
部品取り付け等のセットアップは既に前オーナーによってバッチリ済んでいるので、手間がかからない♪買っておいて言うのも気が引けるが、現在NゲージでまともにEF58を作ってくれるのはKATOくらいなもので、TOMIX党を自負しているものの、これは大変有り難いと思っている。
ただ、ここまでバリエーションを増やしたからには絶対に無理だと思うが、そろそろファインスケールでの刷新を期待したいんだけどなぁ(´・ω・`)
ちなみに、なぜこの機関車が欲しかったかというと、若かりし頃乗った「ムーンライト八重垣」の牽引機がイゴマルだったからである!!
まだまだカメラの知識が乏しかった頃なのであいにくまともな写真は手元にないが、スハネフ14から眺めたイゴマルの姿は、今でも鮮明に覚えている。ちなみに、「ムーンライト八重垣」でお世話になったEF58 150と「トワイライトエクスプレス」でお世話になったEF81 103は、イゴマルの塗装こそ変わったものの、両機ともに京都鉄道博物館に並んで保存されている。
個人的には強い運命を感じる静態保存である。
思い出の一両がNゲージで蘇り、大満足。
これからは自分の手元で目一杯活躍させたいぞ(^^;