著者は官僚たちの夏など経済分野の小説を多く残しておられますね。

今回の主人公は浜口雄幸と井上準之助という昭和初期に活躍した人物です。

2人とも昭和の不景気時代から戦争に突入する時期に活躍し暗殺されています。

昭和初期は暗く軍部のイメージしかなかったのですが、立派な政治家がいたことに胸を打たれました。

☆4つです。