前回ご報告したマロンレモンの兄妹の
かりん、先日正式譲渡しました爆笑





兄妹の中で一番 下痢が酷かったかりん
途中で抗生剤の種類を変更し
頑張って お薬を飲んでくれて回復しました。

里親Mさんとの出会いは一年以上前になります

一年前の秋に はるひな動物病院で開催された 譲渡会に さびこちゃんの里親様が来てくださり
さびこちゃんとご縁が結ばれました。

Mさんはさびこちゃんの里親様とご近所で家族ぐるみのお友達。
娘さんの部活も同じ。

娘さんの部活のお迎えに行ったその足で
さびこちゃんの母娘さんと
Mさんちの母娘さんが さびこちゃんに会いに
譲渡会に来てくださいました。

Mさんちのお母さんと娘さんは
その時、おもち君(現やすけ君)を気に入ってくださり
娘さんは、ずっと おもち君を抱っこしてくれていました。

その時は さびこちゃんの里親様に付いて来られていただけなので
特にお話を進めることはありませんでした。

一年以上経ってから知ったのですが
ずっと おもち君のことを 密かに思い続けてくれていたようです。

譲渡会で撮っていたおもち君の写真を眺めながら一年経つうちに
子猫を迎えたい気持ちが強くなってきたそうです。

そのことをさびこちゃんの里親様から教えていただいたので
はるひな動物病院の10月の譲渡会をご案内しました。

そして譲渡会に来てくださいました。


その時に声をかけていただいたのが
生後3ヶ月の小梅桃太


すぐに準備してくださり
小梅桃太、二匹一緒にトライアルスタート!

先住猫さんは性格がキツイと聞きました。
ケージを使いながら少しずつ慣らしてくださり

いい感じになりそうだったのですが

先住猫さんのご機嫌が悪化し
怒ってパンチするようになったそう。
小梅達は先住猫さんに遊んで欲しそうなのに
先住猫さんが受け入れようとせず

この先、攻撃が強まるかもしれないと考えると
小梅桃太が可哀想だと思うようになったMさんは
トライアル開始から10日目に
泣く泣く  二匹を家族に迎えることを断念されました。

その日の夕方お迎えに行くと
小学生のお子様二人は
小梅桃太に、猫じゃらしで遊んでくれていたものの
寂しさいっぱいの顔で猫じゃらしを揺すっていました。
後から帰ってきた中学生のお姉ちゃんも
本当に辛そうでしたぐすん

特にお母さんと中学生のお姉ちゃんは
先住猫さんの気持ちを なんとかしようと
頑張ってくれていたし
とってもいい家族だったから
トライアル断念は 残念でした。しょぼん

二匹目を迎えたいと思っているMさん家族に
辛い思いをさせてしまいました。

家族にとっても
先住猫さんにとっても
新しく子猫を迎えるのは初めての経験。
私が、もう少し良いアドバイスができていたら
トライアルは成功していたんじゃないか、と・・・

帰ってきた小梅桃太
トライアル前と変わらぬ 甘えん坊で
のびのびほんわか していました。
Mさんちで大切にされていた証拠です。

もう少し長くトライアルをしていたら
あの先住さんは気を許してくれそうな気もしていました。

だから

可能性はあるから二匹目を諦めないで!
のメッセージを込めてブログに

「クララ(現なぎちゃん)と先住わんこ」の記事を書きました。

Mさんがブログを見てくれているのは知っていたので😊

先住猫さんは、きっと大丈夫だと思うから諦めないで。
私には声をかけにくいと思うから
他の所でご縁があるといいね。との思いで😌

そしたらその翌日 Mさんから連絡がありました。(前日のブログの記事が影響したかどうかは聞いていませんが)

私に連絡をくれるとは思っていなかったから
びっくり。
言いにくかったと思います。
でも、嬉しかったおねがい

生後4ヶ月になり大きくなってきた小梅桃太が二匹でドタバタ走り回るよりも

小さいかりん一匹の方が先住猫さんは受け入れやすいのではないかと思ってくださり

かりんに会いに我が家まで来てくださいました
一緒に来てくれた下の娘さんに
ミルクを飲ませてもらいましたウインク
その2日後には哺乳瓶での授乳は終了したので
いい体験ができたと思います。

Mさんは持参した毛布に
かりんのにおいをつけて帰り
先住さんに 毛布を嗅がせ
毎日「かりんちゃんのにおいだよ」とお話をしてくださっていたそうです。

小梅桃太に、とても素敵な里親様とご縁が繋がった時は一番にMさんに報告しました。
一緒になって喜んでくれましたおねがい


そして、カリカリが食べれるようになってからトライアルスタート。
長めにトライアルしてくれてかまわないからとお伝えしました。

お姉ちゃんは小梅桃太のことが忘れられず
当初、他の子猫を迎えることに反対していたそうですが
かりんのことも 可愛がってくれ
新しい名前をお姉ちゃんがつけてくれて
ぽぽ」と呼ばれるようになりました。

☝️とってもお似合いの姫ベッドピンクハート

今度は二階と一階にケージを配置して
前よりも少しずつ少しずつ慎重に
二匹を慣らして行ってくれました。

うまく行きそうなところで
先住猫さんが怒りっぽくなる展開は前と同じ

Mさんは2件の動物病院の先生や知人に
仲良くなれるためにはどうしたらいいか相談したり

ネットで調べまくったり

食欲が落ちた時は、ストレスじゃないかと心配して、いろんなキャットフードを試してみたり

先住猫さんの落ち着ける場所になればと
キャットタワーを買ってくれたり

いろんなことを試し
すごく頑張ってくれていました。



それでも まだ先住猫さんが
威嚇しながら猫パンチをすることがあり

できることは全てやりつくしてくれたMさんは

これ以上、先住猫さんがぽぽちゃんを受け入れることがないと感じ
トライアルを断念すると決断されました。

小梅桃太のときは お子様達が
しっかりお別れができてなかったから
今度はしっかりお別れしてから
3日後の12月21日に
ぽぽちゃんを返してもらうことになりました。

二匹目を迎えたい家族の夢を また、叶えてあげることができませんでした・・・

あれだけ頑張ってくれてダメなんなら、本当に無理なんだろうな・・・
今回はうまく行くのではないかと思っていただけに、
これで可能性がなくなったのか、と思うと残念で仕方ありませんでした💧

返してもらうことになる3日間のうちに
奇跡がおきないかな
そう願いましたが、変わらず

ぽぽちゃんを送り届けに来てくれる日になりました。

すると約束の時間にMさんから電話。

ぽぽを連れて行こうとしたら
お姉ちゃんがキャリーを隠してしまって見当たらないんです。
今日のことにはなりそうにないです。
と・・・ひらめき電球(思わぬチャンス到来チョキ)

キャリーがないなら 
私が迎えに行っても良かったし
ご近所のさびこちゃんのお母さんに借りても良かったのに
Mさんはそこまではしなかったから
まだ僅かに可能性があると感じ

もうすぐ冬休みだから 
Mさんの気持ちがしんどくないなら
冬休みが終了するまで子供達に
ゆっくりぽぽちゃんと過ごさせて
しっかりお別れしてくれてかまわないから!

必死さが先住猫さんに伝わると敏感に感じとるかもしれないから
ラクな気持ちで接してあげてね。

と伝えました。

先住猫さんとの仲に悩み続け
ぽぽちゃんは自分の家にいるより 他のお家に行った方が幸せなんじゃないかと、真剣に考えてくれたMさんの気持ちも


小梅桃太の時と同じことを繰り返したらいけない!」と
ぽぽちゃんを手放すまいと必死のお姉ちゃんの気持ちも

どちらも本当に 嬉しかったおねがい

でもなんだか可笑しくて笑いが止まらなかった😄

そして急遽、トライアル延長 チョキにひひチョキ

冬休みの間だけの期間限定で
しっかりお別れしてもらうための延長でしたが

やはり奇跡を願わずにはいられない🙏



これまでは 先住猫さんの機嫌が悪い時は
すぐケージや二階の子供部屋に
ぽぽちゃんを移動してくれていましたが

冬休みになり家族みんなの見守りと協力で
ケージや子供部屋を使うことなく
フリーで過ごすようになったぽぽちゃん


先住猫さんは
近くにぽぽちゃんがいても
前のようには怒ることはなく、共存できるようになってきました。

でも仲良くなったとは言えず
やはり冬休み限定で帰ってくるんだろうな
と思っていた大晦日

Mさんから正式譲渡で!とご連絡があり

びっくりするやら嬉しいやら
すぐに言葉が出ませんでした

奇跡が起きた笑い泣き

トライアル開始から1ヶ月以上経過してからの出来事でしたキラキラ

Mさんは
私が考えすぎて、ケージや子供部屋に
ぽぽをすぐ避難させていたけど
子供らに任せて、フリーにして見守っていた方が良い結果になりました。
私が気にしすぎていました。

と言ってくれましたが
慎重に慎重に対面させてくれていた積み重ねがあるからこそ
フリーでうまく行けたんです。

家族の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

一度はトライアルに失敗したお家ですが
Mさんちなら きっと大丈夫だと思っていました。
Mさん家族にぽぽちゃんを迎えてもらえて
本当に嬉しい爆笑

そして1月4日に正式譲渡契約をしました。
たくさんのキャットフードの差し入れ、ありがとうございました。



☝️その後送ってもらった写真

キャットタワーで
同じ段でくつろぎながら  一緒に眠ってますおねがい

こんな近い位置で一緒にくつろぐようになりました。

しばらく先には猫団子になってるかもね!
とMさんと話しました😌



 ☝️お姉ちゃん。

お姉ちゃんは、キャリーを自分の部屋に隠していたそうです。

年が明けてさびこちゃんのお母さんが
家の猫を二匹同時にワクチンに連れて行くために
Mさんちにキャリーを貸して欲しいと頼んだそうです。

その時まだMさんちのキャリーは隠されたまま😅

お姉ちゃんは

「ちゃんと正式譲渡の連絡を入れとるんやろな?」

とMさんに確認してから
隠していたキャリーを部屋から出してきたとか😄

お姉ちゃんは小学生の弟くんと妹さんには
キャリーを隠す作戦を
事前に知らせ 内緒にしてもらっていたそう。
弟くんも妹さんもそれに協力し
ぽぽちゃんを手放さないよう頑張って黙ってくれていたそうです😅

ぽぽちゃんのことを家族みんなが
大切に思ってくれて ぽぽちゃんは幸せ者です。

Mさん家族の皆様、素敵なご縁をありがとうございます爆笑








さびこちゃんのお母さんにも感謝です。

小梅達の時のトライアル中や
トライアル断念した後や
ぽぽちゃんのトライアル期間中に

Mさんの気持ちに寄り添って支えてくれて
協力してくれていました。
本当にありがとうウインク



ぽぽちゃん三兄妹
みんな、幸せにしてもらえる家族に出会いましたおねがい

おめでとう音譜
元気に長生きしてねウインク