保護した子。
仮名はモフ
1~2歳くらいの若い男の子
サバトラ長毛
保護時点での検査ではエイズ白血病陰性
昨年の12月くらいから
近所をうろうろしているのを時折 見かけるようになりました。
モフを最初に見た時は夜で
「今日はタヌキが2匹一緒にいるわ~」
と横を車で通り過ぎようとしたら
1匹はタヌキで、1匹はモフでした
(タヌキが生息している地域なので夜 タヌキを見かけることがあります。)
えー
野生のタヌキと猫が仲良く一緒にいる
という不思議な光景でした。
冬毛のタヌキみたいにモフモフだったから
仮名はモフ
綺麗なサバトラ長毛さんだから
中外自由に飼われている飼い猫だと思っていましたが
足に酷い怪我をしていても 手当てしてもらっている気配もなく
迷い猫かと思って市役所、保健所、警察署に問い合わせてみたけど
届けは出ていませんでした。
最近は毛玉が目立ち
首回りの毛が絡まりボールのようになった毛玉がいくつもついていました。
足の怪我も心配だったし
ブラッシングをしてもらえない長毛さんは
お外で暮らすのは大変し
保護してあげようと思ったけど
ルイが窓越しにモフを見ると
聞いたこと無いような声を出してモフに威嚇していました💦
性格の良いルイなのに。
モフは威嚇されても全く気にしない様子だったけど
保護することはルイにもモフにもストレスになるかも…
しばらく考えましたが保護もしくはTNRをすることに決め
うちの猫達から見える窓越しで
モフにご飯を与えるところを見せて
「この子、保護していいかな?」
と うちの猫たちに理解してもらう作戦。
それが効いたかどうかは分からないけど
モフを保護して室内に入れてからは
ルイは全く威嚇もしません。
「ルイ、やっぱりあなたは 良い子。
ありがとう」とギュウとルイを抱きしめました
去勢を済ませたモフ
足の怪我はやはり深かったようで
処置をしてもらい、しばらく薬を内服です。
完治するには1ヶ月はかかるかも、とのことです。
毛玉だけを取ってもらうつもりでしたが
アンダーコートが絡まりガチガチになっていたそうでバリカンで刈ってくれました。
「ガチガチで刈るのが大変で、かなり時間がかかり、僕の昼休憩が取れなかったわ~」
と先生。
「お外で頑張って生きて来た子にご褒美」
と、先生が栄養価のあるウエットフードをいくつも くださいました。
モフを外で見たことのあるボランティア友達も
モフにたくさんキャットフードを差し入れしてくれました。
お気持ちが嬉しいね、モフ
保護して里親さまを探すことにしました。
今は こんな見た目になってるけど
もう2度と毛玉になることはない生活。
足の傷口にチクチク当たる草木や
ゴツゴツの地面も無い。
しばらくゆっくりケージの中で過ごして
怪我を治して
またモフモフの毛になって
良いご縁を探そうね。
頭や喉を撫でられるのが好きで
うっとりした顔でナデナデさせてくれます
4月28日(日)は譲渡会です!
よろしくお願いします。