ロッドを製作するにメリットして、コスト面、使い勝手面等々ありますが、やっぱり世界に一本だけのオンリーワン感というものも挙げられます。
私自身、世間では完全におっさんですが、ロッドビルドの世界では、まだまだヒヨッコです。
世間を知らないヒヨッコは、身の程を知らずに、実力以上の竿を作ろうとすることがあります。
今日紹介するのは、3年前にバットジョイント式のマダイ竿を作った時、とにかく目立ちたくて製作した竿です。
ブランク Bグラス1950mm
スレッド メーカー不明 ムラサキ段染め
ガイド下は通常シルバーかゴールドにしておけば、なんとなく竿として引き締まった感じで仕上がるのですが、そこは身の程知らず。
ヒョウ柄にしました。
直径4〜8mmの部分に7箇所塗装を施しましたが、まず図柄をうまく書いて色付けできるようになるまで丸一日。
できた時、嬉しくて嬉しくて、間違えて傷つける前に色止めのクリアーを塗ったのがこの写真。
もう二度とやるもんかと思いながら、残りを述べ4日間かけて塗りました。
今思い返せば、若気の至りです、、、。