12月31日。

今年も無事1年を終えます。

そんな1年の振り返りを。

 

2022年。僕にとっては再起動の1年でした。

2020年のコロナの影響で予定していた仕事が無くなって、会社員生活。

2021年9月末まで1年1ヶ月、製造系会社で働いていました。役者としての生活に戻ることに。

有難いことに2022年、4本の舞台に出演しました。

 

2月24〜27日

ミュージカル『ルルドの奇跡』

 




2年ぶりの舞台、同じく2年ぶりに出演するミュージカル座さんの公演。

コロナ禍で初めての舞台稽古。過去の経験から感染対策を徹底していました。

完璧な稽古参加人数の把握、マメな換気、稽古中は全員フェイスシールド着用、稽古したらすぐ消毒、1時間半〜2時間に一度床消毒、稽古場での食事の仕方を徹底、稽古前と後の役者が使う場所の消毒、荷物はビニールにいれて保管、感染から守るための演出。

 

コロナ禍での稽古は想像以上に大変でした。雨が降ろうが雪が降ろうが窓を開けて換気。フェイスシールドでの発声は伝えにくいし聴き取りにくい。稽古する環境じゃねぇ!!って何度も思いました。

そんな中でも少しでも良い作品を創りたいと思い、ディスタンスを取りながら稽古に励みました。

よくよく考えたら、ここ1,2年で演劇を始めた人、演劇の学校を卒業した人たちはコロナ禍での稽古が当たり前になっていて、慣れている人沢山いるんだよね。稽古する環境じゃねぇ!!の前に、これでしか稽古したことねぇ!!って人たちばかりだった。

コロナ禍で常識が2年前と大きく変わったなぁと実感しました。

この常識に従うって出来たのは、間違いなく劇団員さんのおかげ。本当にありがとうございました(_ _)





 


 

4月22〜24日

ブロードウェイミュージカル

『Footloose』



 

僕にとって初のブロードウェイミュージカル!

しかもほぼ踊りっぱなしのダンサーとは、本当に人生はどのように進むか分からないものであるw

初舞台踏んだ頃の自分がこの役やってるって知っても、絶対嘘だと思うよw

だって踊れなくて怒られ続けてた日々だったから、ダンスだけは一生上達しないと思っていたからw

 

フットルースは本当に充実と勉強の毎日でした!

稽古はちゃんとやる!でも抜くときしっかり抜く!理想の稽古場だったんじゃないかな。

演者も演出もスタッフさんも、1人でも欠けちゃいけない、このメンバーだからこそ出来た作品!

大変だったけど、本当に楽しかった!

 

この頃までコロナ陽性者が毎日1万〜2万人いたんだよね。

その最中で観劇することを選んでくれた、お客様に感謝。

ありがとうございました!







 

 

 

9月23〜25日

『飛龍伝』





 

アンサンブル出演の多い僕が、 ストレート舞台で主役級で出るという。

とにかくすっごい喋った!w

最近の僕の舞台を観ている人は、え?こんなに喋るの?

ってビックリすると思うくらい喋った!w

美智子役の夢ちゃん、一平役の三尾くん、全共闘学生と機動隊

皆に助けてもらって桂木順一郎は生きていくことが出来ました。

稽古始まる前に自主稽古、稽古終わって話し合いして稽古して、

どんだけ稽古すんだよ!つーかどんだけみんな仲良いんだよ!

って思うくらい短い期間で濃密な時間を過ごしましたw

7年ぶりに出演しお世話になるG-フォースさん、後藤さん、

桂木順一郎という大役を任せていただき本当にありがとうございました!






 

 

 

11月30日〜12月4日

カカフカカ企画の二本立て

『アワヨクバ』『レジデンス』




 

初めて参加させて頂くカカフカカ企画さん

僕にとって、まず台本が規格外の内容w

で、主宰脚本演出主演を務める高山銀平さん自身が初めて感じる規格外感!

短い稽古期間ながら、濃い時間でしたw

コメディなんだけど、コメディって本当に難しい。

何度やっても人を笑わせるジャンルの難しさは慣れない。

間、テンポ、その中に活きる芝居。やる度にコメディアン、コメディエンヌ、芸人さんを尊敬する。

ボロクソに何にも出来なかった僕を助けてくれた共演者皆さん、

美容師とSPを入れ替わりダブルで演じた須藤さん、

彼氏彼女役でオンライン稽古を重ねて一緒に役創り姫さん、

本当に感謝です。ありがとうございました!






 

 

以上、出演舞台4本

 

最初に書いた通り、舞台の再起動だったと思う1年。

今年の経験を糧に、来年はもっと前に進む!!!



因みに趣味の映画鑑賞は今年111本鑑賞w

よく観たなおいw

 

今年一年、応援ありがとうございました!

来年も応援して頂けたら幸いです!

良いお年を

(^ ^)