第43回 本音で生きる人は、レアカードになる | ミスターおかっちの BLOG

第43回 本音で生きる人は、レアカードになる

 

本音で生きる人は

レアカードになる

 

建前で生きる人は

みんなと同じことをする

 

 

「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」

2019年10月、日本を代表するトヨタ自動車の豊田社長の発言が話題を集めました。経済界のトップである経団連の会長も、同じような発言をしています。2020年10月現在でも、早期退職制、40歳定年制、副業解禁等、本格的な働き方改革が始まっています。これまでのように一度入社したら、60歳まで一つの会社で働くというのは、もはや非常識に。一昔前は、入社してから配属を決めるという制度が一般的でしたが、今後は、専門スキルを持っている人を雇用するというジョブ型雇用に移行するという動きも見られます。

 

 

 

僕が就職活動をしていた時は(2002年)、大学の授業に出ていなくても、資格やスキルや社会権が乏てくても、「スポーツで根性を鍛えました。24時間働けます」という人間(=ぼく)でも、一流企業に就職できました。しかし、これからはそうではありません。社会ですぐに使える知識や能力、あなただけの専門性を持っていないと、会社から選ばれないのです。会社はもはや学校ではない。あなたのお客さんです。会社で学ぶのではなく、会社以外で学んだことをアウトプットする場になりました。学歴以上に、いまあなたがどんな価値を生み出せるのかが問われます。そのような時代で、どのように存在価値を発揮してこの社会で生きていきますか?

 

 

前の記事(苦手なことは任せる)でもお伝えしましたが、「建前で生きる人」は、会社の決まりや命令に従って与えられた仕事をまんべんなくこなします。が、「これができる!」という突き抜けた武器はありません。言い換えれば、代わりはたくさんいるということです。その人がいなくても、困らないということ。

 

 

「自分自身をレアカード化しないと、これからの時代は稼げない」


教育改革実践家の藤原和博さんは、このように著書『必ず食える1%の人になる方法』の中で述べています。

 

 

レアカードとは?

 

レアカードとは、希少な存在。代替の効かないモノ、です。あなたにしかできない能力を身につけよということ。時給900円の人と時給9万円の人の差は、ここにあります。たとえば僕がコンビニでアルバイトをしたら一時間1000円しかもらえませんが、ビジネスコンサルをしたら一時間1万円いただけます。

 

 

この10倍の格差が、希少価値を生み出せるかどうかです。あなたにしかできない仕事であるかどうかです。替わりがいなければ、得られる報酬が高くなり、周りの人に必要とされます。その逆は、給料が下がり、必要とされない。だからこそ、あなた自身をレアカード 化することが、これからの時代で必要な人材として生き抜いていくためには大切です。どうやったらレアカード になれるのでしょうか?

 

 

藤原さんは、100万人に1人の希少価値を生み出せる人間になれと主張しています。100万人に1人というのは、オリンピックのメダリスト級の希少性。メダリストのように一つのジャンルで突き抜けて金メダルを取るというのもOK。ただ、あなたが今から頑張ってオリンピックに出場できますか?(いま存在するジャンルで)世界一を取れますか?(僕は無理です)。これはなかなか困難な道のりで、すべての人ができるわけではありません。

 

 

100人に1人の存在になる

 

藤原さんは、「まずは100人に1人を目指せ」と言ってます。1つのことに1万時間かければ100人に1人の存在になれます。どんなことでもいいので興味があることふゃ得意なことを、とにかく1万時間やる。1日8時間やれば3年、1日3時間で10年です。これでようやく、その分野において100人に一人になれます。これはなんかできそですね。僕の例で言えば、青春時代のほとんどの時間をスポーツに投入しました。怪我したりチームで居場所をなくしたり大事な試合で力が出せなかったり、本当にいろいろなことがありましたが、結果として、ラクロスという競技でチームとして全国3位、個人としてベスト10プレイヤーに選出されました

 

 

次に、また違うジャンルに1万時間かけます。そうすれば2つのまったく違うジャンルで100人に1人のスキルを習得できたことになります。その2つを掛け算したらどうなるでしょうか。計算上は1万人に1人の存在になれてしまいます。

 

 

僕で言えば、30代からは「教育コーチング」を学びました。アメリカの大学院に入学し、スポーツを通じた教育プログラムを学びました。世界最大級の団体でコーチとして8ヶ月働き、五千人以上のこどもと大人に教育プログラムを提供しました。その活動がデイレクターから評価されて、その団体でコーチ優秀賞を受賞することができました。

 

 

そして、帰国した時に、青春時代の「スポーツ経験」と「教育コーチング」のスキルを掛け合わせて、スポーツを通じた教育プログラムを提供する学校を和歌山に作りました。「スポーツライフスキル教育」です。そのジャンルでは、和歌山はもちろん、全国的にも珍しくたくさんのメディアに取り上げられました。スポーツをやってきた人はたくさんいるし、教育コーチングを学んでいる人もたくさんいる。ただ、「スポーツライフスキル教育」を実践している人は、和歌山では僕一人です。全国的に見ても、とても少ない。つまり、希少性が高いということです。

 

 

社会で活躍している方を例にすると、お笑い芸人の又吉は、「芸人」と「作家」を掛け合わせて「作家芸人」として活躍していますし、タレントの東国原さんは、「芸人」と「政治(知事経験あり)」を掛け合わせて、マルチなコメンテーターとしてポジションを築いています。

 

3つの分野を掛け合わせて100万人に1人に

そして最後の仕上げとして、もう1つ別の分野で100人に1人の存在になるのです。そしてこの3つの分野を掛け合わせると、「100万人に1人」の希少価値の持った人材が誕生します。

 

 

芸能人の北野武さんは、「お笑い」で日本のお笑いのBIG3の一角を担い、「映画監督」としてカンヌ国際映画祭で受賞し、「司会」としてたくさんの長寿番組を担当しています。この3つの掛け合わせで、他の誰にも真似ができないオンリーワンの存在として社会で活躍しています。これが、100万人に1人の人材になる方法です。

 

 

僕はこれからの10年間を、「講演家」としてのスキルを高めることに全力を注ぎたいと考えています。そして、「スポーツ」「教育コーチング」「講演家」の三つを掛け合わせて、「スポーツライフスキル教育講演家」として、この世界にポジションを取りたい。まだこの世に存在していないジャンルですね。

 

 

ダイヤモンドがどうして高いかご存知ですか?

世界中どこに行っても人気で高値で売れているのは、単純に美しいからではありません。取れる数がどこの世界にいっても少ないからです。もし、ダイヤモンドが近所の溝にたくさん落ちていれば、あれだけ高値で買いません。求められることはありません。あなたの代わりがいればあなたの価値は下がり、希少性があれば業界の王様として必要とされる人間になれるのです。

 

 

あなたがこれまでに一番時間とお金をかけてきたことはなんですか?ちょっと得意なことはありますか?もし、それが複数あれば掛け合わせることで新しい道が見えてくるかもしれません。いまからでも、遅くない。まずは100人に一人の存在を目指しましょう。

 

 

 

得意なことに1万時間かけよう!

 

 

 

 
つづく
 

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