第21回 本音で生きる人は、夢中になる
本音で生きる人は
建前で生きる人は
努力する
「努力は必ず報われる」
目標を達成する方法は、努力しかないと思っていました。大学時代はラクロス部に所属し、スポーツ漬けの毎日。チームの目標は、関西制覇。朝5時に起きて、誰よりも早くグラウンドに行って自主練し、チーム練してから昼食を食べてジムで筋トレするというスポーツ一筋の4年間を過ごしました。その結果、社会人チームを打ち破りチームとして全国3位、個人では関西ベスト10プレイヤーに選ばれました。
中学高校では万年補欠。どれだけ努力しても成果が出ない。頑張ってもどうせ無理なんやって、何事も諦めていた僕にとってのラストチャンスでした。「ここで結果を出せなかったら人生が終わる」そのような強い覚悟でのぞんだ大学スポーツ。だからこそ努力が報われて、目標以上の結果を出せて、本当に嬉しかったです。ピョンピョン飛び跳ねました。心も体も綿毛のように軽くなりました。縛っていた何か重たいものは消え去った。自分という人間を初めて誇らしく思えた瞬間でした。これからは、すべてうまくいく。やりたいことは全部叶える、そう思っていたのに······ その幸せの代償は、とても大きかったです。誰にも予想できませんでした。
幸せの代償
それによって、社会人になってからは、仕事で結果を出すために、他のことに興味や関心が湧かないようにしていました。好奇心にフタをしていたのです。無意識にです。やりたいことが見つかっても、学生時代のような努力ができる自信がなく、生半可の覚悟がないと挑戦できませんでした。また最悪なことに、結果や実績を出せていない人は、自分より下の人間だと見下していました。
結果を出している人が偉い。そうでない人は底辺。努力をする人が価値の高い人。サボっている人は、この会社にいる資格がない。さっさと辞めろ。そのように思っていました。実績は出せても、同僚は認めてくれませんでした。「評価が高い営業マンではなく、評判のいい営業マンになれ」そのように釘を刺されたこともあります。頑張って仕事をしていましたが、行動のエネルギー源がズレていたのです。
2種類のモチベーション
夢中タイプの内発的動機が強い人は、誰になんと言われようがやりたいからやるのです。「やらされている」感覚はなく、心から楽しみ、周りからの評価や勝った負けたなんてどうでも良くて、自分が納得するパフォーマンスをとことん追求します。時間を忘れて全神経をやるべきことに集中できるのです。止められてもやります。誰の声も届きません。これが夢中の力です。
どちらのモチベーションが良いとかはありませんが、努力タイプの外発的動機が強くなり過ぎると、上記の僕のような問題が起きてしまいます。また努力をしても結果が出ない人は、もしかしたら、「頑張っているね」「努力しているね」と、声をかけられることに満足していることも。負けても誰にも怒られないし、「頑張ったね」って褒めてもらえる。頑張ることがモチベーションになっていて、上達することや結果を出すことは眼中にない。これも努力タイプの人に見られます。
また、外発的動機が強くなると、内発的動機が奪われるということも明らかになっています。「大好きだった料理を仕事にしたら、楽しめなくなった」「自分が読みたくて本を読んでいたのに、そのことをママに褒められるようになってから、褒められないと本を読まないようになった」これは心理学で、アンダーマイ二ング効果と呼ばれており、外側からの報酬や刺激が強いと、本来の興味や関心が失われることもあります。
やると決めたことを高い集中力で続けるには、外発的動機を上手にコントロールしながら、内発的動機に火をつけて夢中になれる状態を作ることが鍵です。これまで努力をしても結果が出なかった方も、夢中タイプに切り替えることで、自分が本当に望んでいる結果を出せるようになってきます。もう練習チャンピオンなんて言わせません。どうやったら、内発的動機を高めることができるのでしょうか?
心理学者のチクセントミハイが提唱する、最高のパフォーマンスを発揮するためのフロー理論(夢中になれる方法を解説)の中で、僕が「目標に向かって努力している人」におススメしている5つの要素を紹介します。
①本当にやりたいことをやる
自分の本音と向き合って、本当に、本当に、本当に、やりたいことなのか、自分にとって価値があることかどうかを、何度も問うてみましょう。やるかどうかを決断するのは、いつだってあなたです。
②明確な目標を持つ
具体的に何をやるのか、取るべき行動の中身を理解し、どのような状態になったらゴールなのかをありありと想像できるように目標を数値化したり、見える化していきます。ゴールにたどり着いた時の自分の姿を物語として語れるかがポイントです。実際、誰かに語ってみるのもオススメです。語れば語るほど、潜在意識に成功イメージが届き、困難を突き破るエネルギーが湧いてきます。
③フィードバックがある
行動の結果がすぐにダイレクトに返ってくると、脳内が刺激されて、やる気や幸福感に影響するドーパミンが放出し、また同じ行動を取りたくなります。僕は今回、このコラムを書くにあたって、twitterにショート版(140文字)を投稿することから始めました。毎日「いいね」の反応や喜びのコメントがあったので、10万文字完成させるまで頑張れたと思います。一人で誰にも見られずに黙々とやっていたら、最後まで続きませんでした。行動したことに対する反応を得られる仕組みを作ることが、やりたい情熱を維持させるために大事です。
④挑戦と能力の適度なバランスを保つ
難しすぎず、易しすぎない、ちょうどいいレベルの難易度を設定しましょう。最初の一歩が難しすぎるとスタートできないので、まずは100%達成できる小さなゴールから始めるのが望ましいです。先ほどの話で言えば、本を初めて書く僕にとっては10万文字は高すぎる壁。でも、毎日140文字をツイートすることは容易いことです。そのツイートで得られた反応を元に、2000字の記事に拡大し、それを50記事書いて、この本が完成しました。
⑤不快をシャットアウト
不安なことや心配事がある状態では気になって夢中になれません。頭と心を真っ白にするために、場所を変えたり、スマホやTV等、気を散らすものを目の前から排除して、気持ちを落ち着かせてから取り組みましょう。
「どれほど努力をしても夢中な人には勝てない。義務感で仕事をやっている人間は、ヨダレを流しながら寝ることも忘れて没入している人間には絶対に勝つことはできない。だから、僕は自分が夢中になれるかどうか、その心の動きを大切にする。」
カリスマ編集長の箕輪厚介さんが著書『死ぬこと以外かすり傷』の中でこのように語っていました。誰に言われなくても朝から晩まで没頭できれば、目標を達成するスピードも早くなるし、好きなことなので失敗を恐れず挑戦できます。周りの評価も気にせず、自分がやりたいことに全神経を尖らせて集中できるのです。学べる質も量も、やらされ感でやっている人間と比べて段違いです。努力は、夢中に勝てないのです。
子どもの頃、暗くなるまですべり台で遊んでいた時があったように、誰でも夢中になれるのです。ただ忘れているだけです。強制的にやる気スイッチを入れるやり方ではなく、自動的にやる気スイッチがONになる仕組みを取り戻していきましょう。設計図はあなたの中にあります。(子どもの時に、泥んこになって遊んでいたあの感覚です。)
夢中になることから始めよう!
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ライフスキルティーチャー
ミスターおかっち
▼おかっち活動実績▼
▼わたしの人生▼
僕の人生で起こったすべてを物語にしました。
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