私がブログを始めて早や一ヶ月。
時計の針が次を目指すように私を取り巻くものも変わっていく。
初めは何となく始めてみただけでしたが・・・・・
丁度ひと月前の丑三つ時。
おもむろにベッドから抜け出しパソコンを起動させる。
すべてはそこから始まった。
今でもなぜか分からない。
頭の中で考えたわけではなくて、
もっと別のところから溢れ出る何かがそうさせたのであろう。
当時は1000頭の家畜が殺処分されようとしていた頃。
たった一ヶ月でその数は膨れあがり、30万頭に迫るものとなってしまった。
生産者たちの悲痛な叫び声はこの日本中にこだまし続けている。
「なぜ? 何故? 何故なんだ??」
これは日本だけにとどまらず世界中で起こりうる問題で、
飼料の成分や厩舎の環境問題など様々なことが関係している。
そしてこれらはすべて人間が引き起こした問題でもあり、
自然の摂理を無視した人々の欲が生み出してしまった現実である。
“因”がなければ“果”は生みだされない。
「もしあの時、多くの住民が望む言葉に耳を傾けていたら・・・・・」
宮崎県で起きている問題を掘り起こしてみたい。
まず初めに口蹄疫の感染が確認されたのが『都農町』。
そして一番深刻な被害に合っているのは『川南町』。
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20101207/16/daikeisui/b1/0e/j/o0372050510903855471.jpg?caw=800)
【 参照データ PDF 】
なぜ川南町だけがこんなにも被害が甚大なのだろうか?
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20101207/16/daikeisui/4b/b0/j/o0265031910903902580.jpg?caw=800)
この二つの町は隣同士。
家畜の生産頭数が違うので被害の大きさはそれと比例する。
国がまとめた市町村別生産農業所得統計表(H16年度)によると、
肉用牛 乳用牛 豚
都農町: 91頭 7頭 86頭 合計 184頭
川南町: 189頭 88頭 804頭 合計 1081頭
圧倒的に川南町の方が生産頭数を多く抱えているのである。
平成16年度においてこの川南町は、
農業産出額の全国順位は24位。
同じ県内にある都城市(5位)、西都市(18位)に次ぐ順位で、
畜産・農業王国宮崎を支え、とても大きな役割を果たしている。
そもそもこの上位2市と大きく違うのは【面積】で、
上にある宮崎の地図を見比べていただければ一目瞭然です。
都城市 653.31
西都市 438.56
川南町 90.27
都農町 102.33(157位、参考まで)
※面積(単位:平方キロメートル)
※平成20年10月1日現在
考えなければならないこと。
それは何故驚くほど小さいこの川南町が、
どうやって全国でも有数の畜産地になったのか?
ということを。
“因”がそこにあるから“果”が生まれてくるだけのこと。
ここで一枚の図をご覧いただきたい。
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100523/21/daikeisui/ff/03/j/t02200266_0379045810555624768.jpg?caw=800)
『睡虎形』
この図は私の師匠である山道帰一先生の著書、
完全定本【実践】地理風水大全/呉 佳錡
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51ybanSto2L._SL160_.jpg)
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『完全定本【実践】地理風水大全』に記載されている【睡虎形】という格局。
原文を以下にそのまんま記したい。
>睡虎頭低脚轉頭
>穴居頭伏不須求
>有人悟向當中取
>極旺人丁并馬牛
虎が丸まって寝ており、尻尾が顔に近づく。
青龍が過堂している。
穴は額にある。
案山の真ん中から向へと、穴を取るために
仮想線を結ぶ方法も間違いではない。
以後、子孫の人数は増え、
たくさんの牛馬を養い富に恵まれ栄えるとされる。
伝統風水においてこんな吉相地は探したって滅多にない。
だがだがしか~し、
ここ宮崎県にはそんな奇跡の地があるのだ!
![$福岡の伝統風水 オフィス大渓水](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/10/daikeisui/85/34/j/t02200367_0300050010553036343.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/10/daikeisui/b9/cd/j/t02200367_0300050010553053970.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100520/22/daikeisui/bd/33/j/t02200367_0300050010550964771.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100520/22/daikeisui/f1/d2/j/t02200367_0300050010550964773.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100520/22/daikeisui/5e/d0/j/t02200367_0300050010550964772.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100520/22/daikeisui/ec/47/j/t02200367_0300050010550993609.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100520/15/daikeisui/04/97/j/t02200260_0730086410550379194.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100523/21/daikeisui/f8/bb/j/t02200195_0541048010555624803.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100523/21/daikeisui/ff/03/j/t02200266_0379045810555624768.jpg?caw=800)
お解かり頂けますか?
畜産業が盛んになったのは、もちろん人の努力がなければ成り立たない。
しかし、その土台となる恵まれた環境があり初めてそれらは可能となるのだ。
天地自然を何よりも大切にし、その恩恵を我らが頂き、明日へと生命をつなぐ。
太古の昔から何も変わっていません。
我々のご先祖様方は、それを神と崇めて守りつづけてきた大地。
「 それを・・・・・それをっ! 」
いま私たちが行っていることはいったい何なのでしょう!?
子供達に何を残そうとしているか本当に分かっているのだろうか??
「このバカ野郎っ!!!!!!!!!!!」
それは偶然か必然か神懸りなのか私も全く理解できません!
恐ろしいことに丑三つ時(うしみつどき:午前2時)の出来事でした!!
眠れぬ想いを抱き、何かに引き寄せられるようにブログを始めることに・・・・・
もう一度ご確認ください。
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100520/15/daikeisui/04/97/j/t02200260_0730086410550379194.jpg?caw=800)
【睡虎形】
虎が丸まって寝ており、尻尾が顔に近づく。
青龍が過堂している。
穴は額にある。
案山の真ん中から向へと、穴を取るために
仮想線を結ぶ方法も間違いではない。
以後、子孫の人数は増え、
たくさんの牛馬を養い富に恵まれ栄えるとされる。
地理風水において、看るとは、型・形・勢を判断すること。
ここからどんな象意が表れるかを読みとる。
この地形から判断できることは、虎の形を成していること。
また、詩にある「額にある」の意味とは、
虎の額の位置のこと。
「穴」とは、霊気が結集する地を意味する。
また、『【実践】地理風水大全』によると、
「穴」とは龍の中の位置であり、
地勢の起伏や曲がりくねりのどこにあるかということ。
吉凶(トラブル・アクシデントがないことが吉)を左右するとされる。
よって、この【睡虎形】により守られている、
川南町の吉凶(トラブル・アクシデント)を左右するのは、
「穴」となる地形上の良し悪しにより判断される。
もう一度この川南町の地形を確認してみたい。
この川南町は、尾鈴山より続く“龍”のエネルギーにより、恩恵を受けている。
※龍とは地勢の起伏のことで、龍脈、山脈、気脈のこと。
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/12/daikeisui/2e/2c/j/t02200367_0300050010553169754.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/11/daikeisui/db/0c/j/t02200367_0300050010553165293.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/12/daikeisui/41/d4/j/t02200367_0300050010553173919.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/12/daikeisui/88/a5/j/t02200367_0300050010553180330.jpg?caw=800)
そして、この“龍脈”の中に「穴」があることになる。
つまり虎の額を探せばよい。
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100520/15/daikeisui/04/97/j/t02200260_0730086410550379194.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/13/daikeisui/c0/17/j/t02200367_0300050010553265229.jpg?caw=800)
この辺りが「穴」になります。
もう一度おさらいします。
「穴」とは、吉凶(トラブル・アクシデント)を左右するものです。
“因”があるから“果”が生まれてくることを、忘れてはいけない。
もしこの「穴」に、自然では考えられないものがあったとして・・・
もし、“龍”のエネルギーを止めてしまったとしたら・・・
もしあの時、多くの民が望む言霊に耳と心を傾けていたとしたら・・・
これまでの写真は数年前に撮影されたもの。
現在「穴」のある場所は、過去のそれと大きく異なる。
![$福岡の伝統風水 オフィス大渓水](https://stat.ameba.jp/user_images/20120402/01/daikeisui/11/d9/p/t02200216_0500049111889746742.png?caw=800)
![$福岡の伝統風水 オフィス大渓水](https://stat.ameba.jp/user_images/20120402/01/daikeisui/04/0e/p/t02200217_0709070011889746743.png?caw=800)
![$福岡の伝統風水 オフィス大渓水](https://stat.ameba.jp/user_images/20120402/01/daikeisui/7f/f8/p/t02200201_0800073111889746746.png?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100524/10/daikeisui/ad/7f/j/t02200165_0640048010556367647.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100524/10/daikeisui/b3/9e/j/t02200165_0640048010556367648.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/13/daikeisui/97/79/j/t02200165_0447033610553239847.jpg?caw=800)
![$福岡の伝統風水 夢追い人 ~大渓水のよう~](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/13/daikeisui/70/96/j/t02200159_0378027410553239846.jpg?caw=800)
完成予想図
切原(きりばる)ダム 【有効貯水量190万トン】
着工:1996年
畑地のかんがいを目的としたダム。
この切原ダムは、約290億円をかけて建設中で、2011年度に完成予定。
当初から地元住人の8割以上の人が反対しており、
「ダムがなくても水は確保できている」と、
同事業への反対署名を県に提出していた。
地元住人の間では、皮肉をこめ「腹切りダム」と呼ぶそうです。
このダムを建設するために大きく山の斜面は削られ、
元々あった自然のあるべき姿とは悲しいくらい違うものとなっている。
ちなみに、着工して間もない2000年。
国内での発生は92年ぶり、ここ宮崎県で口蹄疫が確認されています。
そして今年2010年。
史上最悪の規模で被害が拡大し続けています。
風水の詳しい解説をしますと、“龍”のエネルギーの大きさは、
流れてくる距離が長ければ長いほど強くなります。
また、山の稜線の起伏も大きければ大きいほどに、
“龍”の勢いは強くなりエネルギーも増大します。
![$福岡の伝統風水 オフィス大渓水](https://stat.ameba.jp/user_images/20120402/01/daikeisui/bc/a9/p/o0697048211889800936.png?caw=800)
まず太祖山である尾鈴山(上図右端)より発する“龍”は、
少祖山にあたる矢筈岳(上図右中)を通り川南町(上図左下)にたどり着く。
これだけ長く強い“龍脈”は、この九州の地におきましても、
中々お目にかかることの出来ない素晴らしいものです。
このたくましい“龍”のエネルギーが川南町の平野部にまで達し、
町全体の発展を支えてきたことは間違いようのない事実です。
また、【睡虎形】という格局にも大きな意味があります。
読んで字のごとく眠っている虎のこと。
虎は非常に獰猛な動物なので取り扱いが非常に難しく、
土地の形状の良し悪しにより吉相とも凶相ともなります。
だが、川南町に眠る虎は吉相であり、
この虎が居ることにより人々や家畜は守られていました。
ナニモノにもこの町を襲うことが出来なかったからです。
しかし、そんな穏やかな日々を人間が崩すことになります。
あなたは眠る虎の頭をスコップで削ることは出来ますか?
どう考えてもその瞬間に虎は怒り狂い反撃してきます。
それが自然の摂理です。
この宮崎県で起きている【口蹄疫】の問題。
現在までのところ殺傷処分する頭数により、
金銭保障をすることで話は進んでいるようです。
しかし、ゼロから牛を生育し出荷するまでに20ヶ月、
新たな種雄牛の飼育には7年程度かかるそうです。
お金で一体何の保障が出来るのでしょうか?
お金では自然をあがなうことは絶対に出来ません!!
どんなに世界経済が安定し、株価が上昇したとしても、
この自然による脅威が衰えることはありません。
いずれ、札束は紙くずに、
金・銀・ダイヤモンドはただの石っころになります。
いえ、私達がそうなるように仕向けているのです。
まるで、それが目標であるかのように・・・
この地球という生命体が、ウィルス(人間)を駆逐するために、
免疫力を高めている自然の摂理がここにあるだけです。
私たち人間がウィルスに対抗する手段とまったく同じ道理です。
それが自然の姿なのではないでしょうか・・・・・
これにて報告を終わらさせて頂きます。
~あとがき~
あなたがもし、私の書いた記事がデタラメだと思うのならば、
ご自身で確かめてみて下さい。
また、真の風水に触れてみたい人もチャレンジしてみて下さい。
上記に紹介した、『完全定本【実践】地理風水大全』は、
この日本が生み出した“奇跡の風水書”です。
価格は専門書としてはありえなぐらい安く本物の良本です。
どうぞご購入になられてご確認くださいませ。
私による一切の加筆などもしておりません。
また、使用させて頂きましたデータに関しましても、
国と宮崎県が公表しております数値を、そのまま転載しています。
地図は、Google earth 、yahoo地図。
いずれもインターネット環境とPCがあれば無料で利用できます。
是非、ご自身の“眼”や“耳”などの“五感”を使って、
さらにはもっと“心”から感じ取ってみて下さい。
これらのことは、あなたの街でも起きているかもしれません。
またこれから起こりうることかも知れません。
この日本で、いや、地球上で起きている現実世界なのです。
どうかこのことから目をそらさないで下さい。
どうかもっとこの地球の意思を感じてみて下さい。
言葉を発するかわりに様々な気付きを与えてくれます。
人間が自然を凌駕することは絶対にありません。
だけど、私達には出来ることがあります!
だからこそ、私たちにしか出来ないことがあります!!
「どげんかせんといかんばい!」
【投票コーナー】
◇ご感想はワンクリックでの投票になります!
【関連記事】
◆口蹄疫と知られざる真実(続編)
◆ブログを始めた理由
◆龍の伝説と地理風水
追記:
この話にはまだ続きがあります。
口蹄疫の発生後この地を訪れた際、
普通では考えられない光景を目の当たりに・・・・・
この驚くべき事実を伝えたいと講演活動を始めた2011年。
回を重ねるごとに内容はどんどん進化を続け、
「もっと多くの人に日本・神社・地理風水の事を届けてほしい!」
と全国の皆様より数多くの支援とご協力を頂けるようになりました。
「風水とは自然の摂理」のことであり、
「自然の摂理を知れば神社の意味」を知ることができます。
そして各地に数多の神社がある事実から見えてくるものは、
「日本という国が存在する本当の理由」という結論に導かれます。
・日本の果たすべき使命
・私たち日本人が果たすべき使命
・私たち一人一人が何のために存在するのか
すべて自然の摂理が証明してくれるので、
ご縁がありましたらぜひ大渓水に会いに来てください。
地理風水講演会/風水セミナーのご案内
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