アース神たちに、永遠の若さをもたらす林檎の果実。
その特別な果実を守る女神の名は『イズーナ』。
この女神を、危険にさらすのは誰?




お話しの始まり 『北欧神話 1』
前回のお話し  『女神イズーナの危機 9』




巨人シアッシは、ロキを氷山から下す代わりに、アースガルドの神々にとって絶対に無くてはならない、イズーナ林檎を持って来いと命令したのです。

これにはロキは、ほとほと困り果ててしまいました。



シアッシ、ぼくはイズーナ林檎を取って来ることはできないんだよ。』

すると、

『そうかい。では、いつまでも、いつまでも、お前はそこで寒さに震えながら居るがいいさ。』

そう云うと、シアッシロキをまたそこに置き去りにし、に姿を変え大風を巻き起こしながら飛んで行ってしまったのです。



ところが一時もすると、シアッシは戻ってきたのです。

そして又、林檎を持って来るならお前を氷山から下そうと、ロキに話をかけるのです。



しかしロキは、

シアッシよ、誰もイズーナ林檎を奪う事は出来ないんだよ。』

と伝えました。



『賢いロキよ、お前なら何か方法を考えられるはずだ。そうだろ?ここは寒いぞ。お前、本当にこんな所にずっと居るつもりなのか?』



林檎が欲しいシアッシは、そうロキに話しかけ続けるのでした。





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おしまい。