アース神たちに、永遠の若さをもたらす林檎の果実。
その特別な果実を守る女神の名は『イズーナ』。
この女神を、危険にさらすのは誰?




お話しの始まり 『北欧神話 1』
前回のお話し  『女神イズーナの危機 8』




氷山の上へと置き去りにされてしまったロキは、

『これは大変なことになったぞ。』

と考え込んでしまいました。

そこは今にも、凍えて死んでしまいそうな位に寒い場所です。

ロキはどうすることも出来ず、焦ってしまいました。

しかしロキはこんなでもアースガルドの神の一員す。

こんな氷の世界で死ぬことはないのですが、それでも本当にここは寒くてただ震える事しか出来ないロキは、全く哀れなものでした。



寒さに震え我慢しながら、ロキはそこで1日を過ごしました。

するとあのが、の姿では無く、本来の巨人の姿の『シアッシ』で現れたのです。



ロキよ、お前はその氷の山から出たいか?』

シアッシは聞きます。

アースガルドは温かくって良い所だってな。帰りたいか?』

するとロキは、

『おろしてくれよ。寒くてかなわないよ。』

と、涙ながらに訴えるのです。

するとたちどころに、その涙は凍ってしまうのです。

『おろしてやるともさ。おろしてやる代わりに、おまえは俺にアースガルドの女神イズーナが育ててる永遠の命の元の林檎を俺のところに持ってくるんだ。』





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おしまい。