雪と氷に阻まれた極寒の世界と、襲いくる炎の世界。
この二つの世界が、全ての生命の誕生の源でございます。




お話しの始まり 『北欧神話 1』
前回のお話し  『天地創造 6』




その後、三人の兄弟神(オーディン ・ ヴィリ ・ ヴェー) は、ギンヌンガガップの南側のムスペルから飛んでくる大きな炎を掴まえて太陽と名付けました。

また小さな無数の炎を掴まえて、と名付けたのです。

太陽と月は、天空と大地を照らすようにギンヌンガガップの、ユミルの頭蓋骨で作った高い場所に定めました。

無数の星々も、高みへと散りばめたのです。

そして星の中のある物は天空に固定し、決して動けないように定めました。

別のある物は、軌道の上ならば自由に動けるようになりました。



大地は丸く、輪になった深い海の内側に横たわっているのです。

三人の兄弟神(オーディン ・ ヴィリ ・ ヴェー)は、海に沿った地域の一角を生き残こった巨人たちに与えました。

この場所は、『ヨーツンヘイム』と呼ばれるようになりました。



この三人の兄弟神(オーディン ・ ヴィリ ・ ヴェー)と巨人たちは、とても仲が悪かったので、同じ場所に住まうことを嫌いました。

そこで兄弟の神たちは、もっと陸の内部の広々とした世界を垣根で囲って住むことにしました。

垣根は、霧の巨人の眉毛で作られました。

そしてこの垣根より奥の地は『ミッドガルド (中つ国)(Midgard)』と呼ばれることになったのです。





ここまで読んでくださって、ありがとうございます。  ペタしてね

おしまい。