英語を早く終わらせるメリット | 大学受験対策のプロ

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特に、化学や日本史を克服するにはどうすればいいのかを中心に、受験全般の話題も取り扱っています。

大学受験で難関大を目指す上では

まず最初に何をすべきかというと

間違いなく、英語を高1~2のうちに

早く仕上げてしまう事です。

 

なぜならば、高3では

英語以外に

やらなければならない事が

沢山出てくるからです。

詳しくはこちらを参照下さい。

 

 

では英語を高2までに早く仕上げる事の

具体的なメリットは何かというと、

まずは

高3では特に理系は

数Ⅲと理科科目が異常なくらい

大変なのです。

 

特に難関大レベルの克服となると

もはやどれだけ時間があっても足りません。

 

化学などは、全国的に見ても

全国有数の進学校でさえ

進度が遅いです。

(普通の進学校とあまり変わりません)

 

なので、下手をしたら

模擬試験で出題する範囲に

学校の進度が

ギリギリ間に合うかどうか、

というくらいに

進度が遅い所が多いので

生徒達は大変な思いをしています。

 

つまり高3では

数学と理科が物凄く大変なのに

これに加えて英語をやらなくては

ならないという事になれば、

もはや数学と理科は仕上がりません。

 

もちろん、社会も高3で覚える人達が

圧倒的に多いでしょうから

社会の負担も考えると

英語なんて高3でする暇はないのです。

 

しかし、英語は主要3科目の1つです。

当然捨てるワケにはいきません。

 

だから高2までで仕上げておかないと

致命傷になるということです。

 

そして英語を早く仕上げる事の

もう1つのメリットは、

受験で有利な条件を貰える

可能性が出てくるということです。

 

例えば英検準1級を取得していると

それだけで

大学の二次試験の英語が

満点扱いになる大学もあります。

 

現在私が教えている高3の生徒は

高2の2月に英検準一級を

B2という最上位のランクで取得したので

高3になってから学校の進路面談で

後期は広島大学を勧められました。

 

後期の広島大学では

二次試験の英語の配点が

400点分あるのですが

それが満点換算になるそうです。

 

前期は第一志望が筑波大学ですが、

後期も前期と変わらないランクの所を

志望する事が可能になりました。

 

一般的には後期で受ける大学は

前期で志望する大学よりも

下のランクを受験するのが通例ですが

英語を先に仕上げていたことで

このようなメリットがあるわけです。

 

このように、

受験対策の中では

英語を早く仕上げる事が

大きなメリットを生みます。

 

そして何より英語は、

数学や理科と違って

前倒しで勉強しても

実力を付けやすい科目なのです。

 

ぶっちゃけ

早くやった者勝ちな科目です。

 

だからこそ、

まず最初に英語を仕上げるべきなのです。