今日、明日は、夏休み。
いよいよ、大量の茅を下ろす作業を実行することにしました。
まずは、下準備。
飛び散るホコリを制限するため、ブルーシートで茅の通路を囲います。
上から落として、玄関から外に出します。
茅はいったん、2階広間に落とす段取りです。
足袋を履いて、スタートです。
なんとなく気合が入りますね。
ひと束がこの大きさですが、パリパリに乾燥しているので、大して重たくはありません。
そして2階の広間に落とします。
ときどき茅を束ねている縄が切れるので、縛り直したり、ナイロンロープで縛ったり。
数束下ろすと、支えの棒材が見えてきました。
やはり少ない本数で、一本に足を乗せるとたわみます。
ジャンジャン広間に落として、
さらに土間まで落とします。
茅を運び出すに連れて、奥の方に設置したLED照明やリールコードも少しずつ撤退させます。
段取りを構想している中では、茅を半分ほど下ろしたところで、支えの丸太がグラグラしないよう固定する作業を予定していたのですが、なんと縄で固定してありました。
なるほど、そりゃそうだ。
茅を載せていくときも同じように、支えの固定を考えますよね。適度な間隔を開けてしっかりと固定されており、生活の知恵を感じました。
茅を数束下ろしては、土間まで降りて、庭まで運び出す作業を繰り返して、全部で15束。
意外とあっさりと、2時間で運び出し作業の完了です。
ビフォー
アフター
下ろした茅は、肥料を撒いてのち、梅の木の下にマルチングのように積み重ねました。
腕も軍手も真っ黒です(笑)
いろいろ考えた結果、2階は広間とその奥の小さい空間ふたつがあれば、当面は十分と思い、この居間上部は遠い将来に床を張って居住空間にも使えるようにしようかなと。
屋根裏も照明を回してエアコンを設置すれば、快適かつ古風な味わいたっぷりな秘密基地になると思っています。
さてさて、続きの掃除をするかな。