ビバホームでカットしてもらった材料で燻製小屋を組み立てました。
文末に分かり易い図面も載せましたので、興味のある方は、是非、作ってみてください。
ある程度密閉された空間が作れれば、段ボールでも燻製はできるのですが、東京の自宅で8年近く愛用した壱号機から得られた各種課題を改善し、かつ、2枚のコンパネから無駄なく最大容積になるよう設計した弐号機ですので、それなりに使い易く、組み立て易くなっているはずです。
最初に奥、左右の板を並べて、網受けの来る位置(上から30、300、420、540、660、780、900、1020mm)に線を引いておきます。無くても作業はできますが、後で網受けを取り付ける際の目印になり、作業がしやすくなります。
次に、本体を組み立てます。養生テープでガッチリ押さえながら進めると、すべての工程を一人でも作業できます。
奥になる板と左右になる板を手前の補強と合わせて養生テープで固定します。
で、ひっくり返してから、奥の板を長めの棒で少し持ち上げておいて、木工用ボンドを塗ります。
支えの棒を抜き、コーススレッドで固定します。
続いて、天板と底板も同様に木工用ボンドとコーススレッドで留めていきます。
これまた同じく、木工用ボンドとコーススレッドで。扉下、扉上とも同じように枠を取り付けて補強します。
最上段は、網ではなく、ササミやタコをぶら下げるので、棒を渡せるように窪みをつけます。
左右の2本を束ねて養生テープで固定してから10φのドリルで穴を開けると簡単にできます。
図面にはステンレスパイプと書きましたが、弐号機は木の丸棒材にしました。鋸での加工もしやすく、強度も問題なさそうでしたので。
そして台を作ります。写真のような形で、木工用ボンドとコーススレッドで固定します。
これで、主要な部品は完成です。
大丈夫堂では、玄関脇の軒下に設置しましたが、多少の風雨に耐えられるよう、外側にはニスを塗りました。
あおり止めをつければ完成です。
ジャーン!
ん???
って、おい!!!
上下が逆になっとるやんけ!!!!!
みなさんは、大事な仕上げの工程でミスしないよう、ご注意ください(笑)
そういえば、途中、底面にニスを塗るために逆さまにしたのを思い出しました。
今一度、ジャーン!
扉を付け直して、完成です!
下の図面をプリントアウトして、ホームセンターのカットサービスの人に見せると、きれいに切りそろえてくれると思います。
コンパネ2枚は①から⑦までの順で7カット。
角材は9カット。
部材を色分けしているので、どの部材がどの位置にくるのか、分かり易いかと思います。
さて、記念すべき、俺燻弐号機のこけら落とし、大丈夫堂での第一回燻製大会はいつかな?
下の動画は、壱号機で燻製を作ったときの様子です。うーむ、タコが食べたい。
俺燻小屋 弐号機
材料:
・コンパネ 1820 x 910 x12 x 2枚
・角材 910 x 30 x 20 x 7本
・丸棒材 1820 x 10φ x 1本
・コーススレッド 32mm 線径3.8mm 100本ほど
・木工用ボンド 適量
・蝶番 2セット
・あおり止め 4セット
・バーベキュー網 450 x 300 x 7枚
・ステインガード油性透明クリアー 0.7リットル
・墨汁(俺燻ロゴ用)
・チップを焼く際の下敷きに魚焼き網が便利
組み立ても多少の失敗を3含めても、2時間くらいでできます。塗装は2度塗りするには半日ほどの乾燥時間が必要になります。
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